[{"onix":{"RecordReference":"9784434264405","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784434264405"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B119","TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"タブレットジュンノジーエスセイチジュンレイ","content":"タブレット純のGS聖地純礼"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"タブレットジュン","content":"タブレット純"}}],"Language":[{"LanguageRole":"01","LanguageCode":"jpn","CountryCode":"JP"}],"Extent":[{"ExtentType":"11","ExtentValue":"192","ExtentUnit":"03"}],"Subject":[{"MainSubject":"","SubjectSchemeIdentifier":"78","SubjectCode":"0073"}],"Audience":[{"AudienceCodeType":"22","AudienceCodeValue":"00"}]},"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"03","ContentAudience":"00","Text":"栄光のグルーブサウンズ。その残響を求めて、ラジオ日本『音楽の黄金時代』でもパーソナリティをつとめる「昭和歌謡の貴公子」タブレット純が、聖地を巡り歩く。"},{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"目次\nまえがきにかえて〜哀愁の行川アイランド篇 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\nあ〜ぁ。招かれざる珍客となって階段を一歩一歩踏みしめ、「GS聖地巡礼」の扉が禍々しくスタートしました。いや、スタートしませんでした。階段を登りつめて間もなくあったトンネルの入り口は、おそろしいほど張り巡らされた鉄条網とともに「立ち入り禁止」の板がバンバンとあちらこちらに。隙間からトンネル内を覗けば、「ようこそ」などとディズニーくずれみたいな動物たちが笑っているのですが、これはどうしたって浸入できようもありません。\n当初から気になっていたのですが唯一の人影、眼下に遠く上下ジャージのおじさんがいて、またぞろゆっくり戻ってきました。注意されるかもと少し警戒していたのですがどうやらただの健康運動のようです。仕方なく下にまた降りてこのおじさんにおそるおそるあいさつしてみると、「なにしてんの？　ここ二十年も見ての通りやってねぇのよ。そのうち再生するって話もあっけどどうだかねぇ」とのことでした。\n\n再生、それはもうないだろうと思いました。グループ・サウンズのようにそれは時代の徒花だったのだ。いまはメルヘンも失神もパロディにしか成り得ない時代なのだ。夢のない時代だ。むりやりの結論をむなしくひっさげてこの場をあとにしようとしたのですが、去り際に至って山間に怪しいラブホテルらしき割れた看板が矢印を向けているのを見いだしました。矢印は急な上り坂へと向けられており、ここもついやけくそにえっちらおっちら登ってゆくと、え？　やってんの？　というような離れの小屋があちこちに現れました。\nこれはモーテルってやつかな？　それはさておきそのエリアから行川アイランドの本殿へと繋がっているような気配のある小道をまたしても見つけてしまい、意を決して立ち入り禁止の柵を越え草木を掻き分け進むことに。しかしまもなく、なにかガサッと動物がびっくりするような物音が！こちらも勿論死ぬほどびっくりして山を脱走、そうして行川アイランドとの戦いはいよいよ白旗をあげることとなりました。あとで調べてみるとこの行川アイランド廃墟には現役時に見せ物として飼っていた「キョン」なる動物がひそか繁栄し自生しているのだそうです。「キョン」、なんだか知らないけどちょっと出会ってみたかった……。\n\nこのあと、小学校のこじんまりとした懐かしい校舎の廃墟も付近に発見、石の二宮金次郎さまの持つ本にこの探訪記を書き上げる決意の願掛けをしたあと、草むらでおしっこしてようやく帰路となりました。もはや何の書き物かさっぱりわからなくなってしまいましたが、実は自分は廃墟好きでもありまして、この「ＧＳ聖地探訪」はその跡地が廃墟でもあろうものなら一粒で二度美味しいグリコアーモンドチョコのようなあんばいとなるのです。（あ、因みに「チョコで選ぼうＧＳ人気投票」のスポンサーは、明治でしたね）\nかつて自分はラジオのゲストに湯原昌幸さんをお招きするという幸せを授かったことがあり、その時にも湯原さんご本人にこの「スイングウエストＩＮ行川アイランド」の音源を謹呈、「おぼえてるよ〜すごいね」ととても喜んでくださったのですが、もしまたお会いすることが叶ったら「かの行川アイランド行ってまいりました！」と敬礼し、この本を謹呈したい所存です。因みにこのライブでは途中でＪガールズなる姉妹デュオが『あなたが来ない日』という悲しい悲しいデビュー曲をスイングウエストの演奏のもとプロモーションするくだりがあるのですが、湯原さんは「それ、全然おぼえてないねぇ」でした。\n『あなたが来ない日』……。忘れ去られゆく廃墟の行川アイランドの永遠のテーマ曲として、この旅の思い出の歌として、いま自分の心に響いています。そしてこの本はすぐ廃墟にならず沢山の珍客さんたちが来てくださることを願いつつ、「まえがき」の筆を置き、いざあらためて！「GS聖地巡礼」をスタートしたいと思います。","hanmotokarahitokoto":"タブレット純の、どこかマトモじゃないＧＳへのこだわりをお楽しみください。","jushoujouhou":"","zasshicode":"","hatsubai":"","hatsubaiyomi":"","storelink":"","author":[{"listseq":1,"dokujikubun":""}],"datemodified":"2020-10-19 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