[{"onix":{"RecordReference":"9784434266195","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784434266195"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B119","TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"ジョウモンジンノニホンシ","content":"縄文人の日本史"},"Subtitle":{"collationkey":"ジョウモンジンカラアイヌヘ","content":"縄文人からアイヌへ"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"サワダ ケンイチ","content":"澤田 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 縄文時代から北海道には縄文日本人が住んでいたのは  厳然たる事実である。そこで自分の無知で全く見当外れの考えから「いつの時代からか突然アイヌという別人種が北海道に現れて先住民を主張するなら、アイヌこそ侵略者ではないか！」と反感をもったときもあった。実際、アイヌの祖先はヨーロッパ系だと信じられていた時期もある。（中略）しかし、それは完全なる誤りである。"},{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"目次\nはじめに　アイヌとは\n序章一　インディアンの祖先は日本人？\n序章二　小さい田んぼ、太い田んぼ\n一　　　縄文以前（旧石器時代）\n二　　　ＤＮＡから見る縄文日本人\n三　　　縄文時代のはじまり\n四　　　縄文人のくらし\n五　　　イノシシ祭り\n六　　　クマ祭り、イオマンテ\n七　　　縄文語、アイヌ語\n八　　　縄文語地名と大和朝廷が名付けた地名\n九　　　北海道の縄文遺跡\n十　　　大川遺跡（余市町）\n十一　　海民\n十二　　共通する神話\n十三　　夷（えみし・えびす）\n十四　　素戔嗚尊\n十五　　蝦夷の反乱と日本武尊\n十六　　移民の受け入れと『郡』の設置\n十七　　続縄文時代\n十八　　揺らぐ流通体制\n十九　　大和朝廷の東国経営\n二十　　阿倍比羅夫の遠征\n二十一　擦文時代のはじまり\n二十二　擦文人への同化と『アイヌ』\n二十三　擦文時代前半の国内情勢\n二十四　擦文人の交易\n二十五　オホーツク人・オホーツク文化\n二十六　東北蝦夷の反乱\n二十七　前九年の役\n二十八　後三年の役\n二十九　奥州藤原氏の繁栄と滅亡\n三十　　蒙古の日本侵略とアイヌの戦い\n三十一　海民のたたかい\n三十二　南北朝分断と倭寇の発生\n三十三　南朝の衰退と「前期倭寇」\n三十四　室町幕府の混乱と「後期倭寇」\n三十五　アイヌと海民そして「和人」\n三十六　コシャマインの戦いと北海道蠣崎家の成立\n三十七　秀吉・家康と北海道松前藩\n三十八　シャクシャインの戦いと松前藩の統治\n三十九　江戸時代のアイヌの交易\n四十　　ロシアの東方進出とアイヌ\n四十一　ロシアとの条約\n四十二　伊達藩の北海道上陸とその後のアイヌ\n余談\n　　死を恐れない徹底した戦い\n　　アマテラス系日本人とスサノオ系日本人\n　　蝦夷で初めての天下人\n　　義経大陸逃避説\n　　ささやかな考察\n　　日本後進論の影\n　　日本人の祖先は三ルートで進入したのか？\n　　弥生人は渡来人なのか？\n　　日本語はどこから来たのか？\n　　縄文時代の先端技術\n　　東北蝦夷はなぜ荒れるのか？\n　　邪馬台国は夷のクニ\n　　元朝秘史\n　　アイヌの信義・縄文人の信義\n　　飛騨屋だけが悪いのか？\n　　考察のおわりに\nあとがき\n縄文語句紹介\n参考資料"}],"SupportingResource":[{"ResourceContentType":"01","ContentAudience":"01","ResourceMode":"03","ResourceVersion":[{"ResourceForm":"02","ResourceVersionFeature":[{"ResourceVersionFeatureType":"01","FeatureValue":"D502"},{"ResourceVersionFeatureType":"04","FeatureValue":"9784434266195.jpg"}],"ResourceLink":"https:\/\/cover.openbd.jp\/9784434266195.jpg"}]}]},"PublishingDetail":{"Imprint":{"ImprintIdentifier":[{"ImprintIDType":"19","IDValue":"434"}],"ImprintName":"柏艪舎"},"Publisher":{"PublishingRole":"01","PublisherIdentifier":[{"PublisherIDType":"19","IDValue":"434"}],"PublisherName":"星雲社"},"PublishingDate":[{"PublishingDateRole":"01","Date":"20191002"},{"PublishingDateRole":"25","Date":"20190922"}]},"ProductSupply":{"MarketPublishingDetail":{"PublisherRepresentative":[{"AgentRole":"08","AgentIdentifier":[{"AgentIDType":"01","IDTypeName":"取引コード","IDValue":"4032"}],"AgentName":"星雲社"}],"MarketPublishingStatus":"00","MarketPublishingStatusNote":"1;1"},"SupplyDetail":{"ReturnsConditions":{"ReturnsCodeType":"04","ReturnsCode":"03"},"ProductAvailability":"99","Price":[{"PriceType":"03","PriceAmount":"1300","CurrencyCode":"JPY"}]}}},"hanmoto":{"genshomei":"","han":"","datezeppan":"","toji":"並製","zaiko":11,"maegakinado":"はじめに　アイヌとは\n\nアイヌとはじめて出合ったのは小学校の授業であった。先生の話では「アイヌは数を数えられないので鮭十尾を和人に渡すとき、和人に『はじめ、一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、おわり』と数えられてしまい、二尾も損をしてしまう」と言うのだ。なぜかこの話が強烈な印象となって記憶に残っている。当時なにも分からない小学生にとって、アイヌとは数も数えられない未開で野蛮な原始人のように意識の中に刷り込まれてしまったのである。そんな出だしだったので失礼な言い方ではあるが、アイヌとはいったい何なのか分からぬままであった。\n一方で、北海道の各地からは多くの縄文土器が出土している。縄文時代から北海道には縄文日本人が住んでいたのは厳然たる事実である。そこで自分の無知で全く見当外れの考えから「いつの時代からか突然アイヌという別人種が北海道に現れて先住民を主張するなら、アイヌこそ侵略者ではないか！」と反感をもったときもあった。実際、アイヌの祖先はヨーロッパ系だと信じられていた時期もある。彫の深いアイヌ美人を見ると、まるでハリウッド女優かのように見えてくる。正に日本人離れしており、ヨーロッパ系と言われると簡単に納得してしまう。\nしかし、それは完全なる誤りである。それをはっきりと教えてくれたのは札幌大学の瀬川拓郎教授の著書である。瀬川教授が旭川博物館館長時代に著された『アイヌ学入門』（講談社現代新書）や『アイヌと縄文』（ちくま新書）など数冊を読んで衝撃を受けた。それまでの間違った考え方が完全に打ち砕かれた。江戸時代には上川アイヌだけで年間数万尾の鮭を出荷しており、二尾損した話とはスケールが違いすぎる。アイヌの前身である続縄文人や擦文人は、古代王権の絶対的権威の象徴である羆の毛皮を交易品として大和朝廷と取引を行い、貴重な矢羽となった大鷲の羽などの高価な交易品で武家社会と渡り合ってきた。武具や馬具の生産は、北海道からの動物皮や羽などの大量供給がなければ成り立たない。特に、高級品ほど北海道や千島列島への依存度が大きかったのである。\nアイヌ時代に入ると北海道産の金を日本国内に流通させるだけにとどまらず、大陸にまで渡って交易を行ってきたのである。黄金の都として有名な平泉の繁栄も、その一端はアイヌがもたらす北海道産の金によって支えられていた。アイヌは米を作れないどころか、高価な交易品に加え砂金採取までしていたのである。米など欲しければ買えばいいのだ。アイヌの族長が所有する宝物は正倉院に収められている国宝級レベルであり、コメよりもよっぽど高価なものばかりだ。\nそうした目で日本の歴史を見直すと今まで見えなかったものが見えてきた。モヤモヤしたものがスッキリとした。自分はそんな快感を得たので、それを歴史の流れに沿って書いてみたいと欲したのである。正当なアイヌの歩みを日本の歴史の中で捉えていく『縄文人の日本史』だ。物語調にして読み易さを最優先することにより、少しでも多くの皆様に縄文日本人から現代アイヌまでの道のりへの興味や関心が広まることを願っている。なお、詳しく専門的なことをお知りになりたい方は瀬川先生の著書を読まれることを是非ともお勧めする。\n\n\n\nあとがき\n\n考古学は地道な作業の積み重ねなのだと思う。それは気が遠くなるほどの大変なご苦労だと推察する。そうした研究を重ねられてきた学者の皆様への敬意を心より表する。筆者は学者ではない。これら書いたこと全ては、先人たちの研究の成果の積み重ねであり、そのご苦労の下に成り立っているに過ぎない。よって、新しい事実の発見などは一つもない。ただ、見方を変えただけである。\nそれは、ただの歴史好きが、今まで読んできたもの、調べてきたものを並べているだけなのだ。だが、並べ方や見方次第では、ストーリーは全く違うものになってしまう。そして、どう考えても、弥生人やアイヌが外来人であるということに納得がいかなかったのである。\n今までも、歴史の本では「夷」「蝦夷」は普通に出てくるので、当然のように認識しながら読んでいた。しかし、それは常に断片的なトピックスでしかなかった。日本史の中で、単なる〝脇役〟でしかなかったのだった。\nそれが、蝦夷の側から見直すことによって、日本の歴史が面白いように繋がることに気が付いたのである。古代からの縄文人の歩みを知ることによって、日本史に深みが生じ、太い幹となったと自分自身が快感を得ることができたのだ。それを一つの物語として書いてみた次第である。\nところが、そうは言っても模範解答の無い、未知の取り組みであった。何度も具体例を入れ替え、話の流れを組み替える作業が延々と続いた。そのたびに原稿を書き直し、加筆修正のくり返しであった。そんな気が滅入るような作業に、気長にお付き合い頂いた山本哲平様はじめ、柏艪舎の皆様には心から感謝申し上げる。\n書き終わってみて、読み直すと、一本の大きな流れを描けたのではないかと満足しているのだが、いかがであろうか。あとのご判断は、読者皆様に委ねることとしたい。\n\n\n令和元年夏頃\n\n澤田 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