[{"onix":{"RecordReference":"9784750331706","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784750331706"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B108","Collection":{"CollectionType":"10","TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":[{"TitleElementLevel":"03","TitleText":{"collationkey":"ジェンダーシソウショ","content":"ジェンダー史叢書　第8巻"}}]}},"TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"セイカツトフクシ","content":"生活と福祉"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01","B01"],"PersonName":{"collationkey":"アカサカ シュンイチ","content":"赤阪　俊一"},"BiographicalNote":"埼玉学園大学人間学部教授。西洋中世史。主な著作に『西欧中世史［下］』（共著、ミネルヴァ書房、1995年）、『神に問う—西洋中世における秩序、正義、神判』（嵯峨野書院、1999年）、『流行と社会—過去から未来へ』（共著、白桃書房、2005年）、『文化としての暴力』（共著、森話社、2006年）、『罪と罰の文化誌』（共著、森話社、2009年）、訳書にメクゼーパー／シュラウト編『ドイツ中世の日常生活—騎士・農民・都市民』（共訳、刀水書房、1995年）、ジョージ・ハッパート『西洋近代をつくった男と女』（朝日新聞社、1996年）"},{"SequenceNumber":"2","ContributorRole":["A01","B01"],"PersonName":{"collationkey":"ヤナギヤ 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てきたのかに関心を寄せ、日本の近世社会の特徴を捉えようとするものである。介護役割が女性に規範化され固定化した近代と異なり、近世は、家が社会の基本単位であり家族員を扶養する機能を担ったことで、家を統括する当主および跡取りの男性に介護の責任が課せられ、当主のもとで男女がともに介護にかかわる姿があったことを示す。\n　中野智世「近代ドイツにおける女性福祉職—ある女性福祉職員の日記から」は、ジェンダーによる領域分離がどのような歴史的文脈において形成され制度化されたのかを、二〇世紀初頭のドイツ社会に即して分析する。中野によると、現代ドイツにおいて福祉職は女性優位の職業であるが、それは「自然と」そうなったのではなく、むしろ女性側のイニシャティブによって作り出されたということ、そしてそれを推し進める原動力になったのは、女性特有の能力としての対人援助を重視する母性主義であったという。しかしながら二〇世紀初頭には、その母性主義重視が逆に女性福祉職を男性による福祉事業の補助職としてしまったことを、ある女性福祉職員の日記を分析することによって明らかにする。\n　井上治代「死者祭祀とジェンダー」は、祖先を祀るという、かつては「家」制度の中核をなしていた事象の変容をとらえながら、「家」に関する女の意識の変化を考えようとする。「家」という単位で祖先祭祀を考えるとき、かつての男系中心主義が壊れたあと、どのような墓のありようがあるのだろうか。もし死後誰かに供養してもらいたいとの意識があるなら、それは重要な問題である。従来の「家」制度にがんじがらめであったのは、女だけではなく、死に行く者すべてであったことが墓を通して見えてくる。\n　第3部のコラムは三つとも子どもをテーマにしている。\n　姚毅「中国における伝統的ジェンダー規範と出産の近代化」は、伝統的に出産領域において男性医者がその権威であったが、出産の近代化に伴い女性医者が増大してきたが、それは「男女有別」という伝統的なイデオロギーによりながらなされてきたことを示してくれる。\n　西野悠紀子「子どもの養育と社会」は、古代日本において、主に子どもの養育を受け持ったのは誰かについて教えてくれる。この時代、子どもの養育の第一は父親ではなく母親であり、その結果、子どもの意識の中に父親の存在はほとんど意識されなかったという。平安朝期には捨て子事情もまた深刻化したが、捨てられた子どもの多くは男児であったことを紹介している。\n　大黒俊二「ルネサンスの捨子と『むごい母』」は、ルネサンス期・フィレンツェの捨て子を通して、「男で出来ていた『家』」で、捨てられる子ども、早く寡婦になった女の生きようのなさ、実家に帰ってしまった母に見捨てられた子どもの悲劇を教えてくれる。なおこのとき捨てられた子どもは、平安朝期とは逆に女児であったという。\n　以上の諸論文・コラムを通して、ジェンダーとは無関係であると思われがちなモノやコトですら、ジェンダー性を色濃く帯びていることが明らかになったであろう。我々がなにげなく手にするモノや、意識しないでおこなっている行動が、ことごとくジェンダー規範に絡め取られていることが納得されれば、本巻の役割が果たされたことになる。","author":[{"listseq":1,"dokujikubun":"編著"},{"listseq":2,"dokujikubun":"編著"}],"datemodified":"2010-05-25 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