[{"onix":{"RecordReference":"9784750332642","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784750332642"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B108","TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"インドシャカイブンカシロン","content":"インド社会・文化史論"},"Subtitle":{"collationkey":"デントウシャカイカラショクミンチテキキンダイヘ","content":"「伝統」社会から植民地的近代へ"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"コタニ ヒロユキ","content":"小谷　汪之"},"BiographicalNote":"1942年生。\n東京大学文学部東洋史学科卒、同大学院人文科学研究科修士課程東洋史専修修了、同博士課程中退。\n東京都立大学人文学部助手、千葉大学人文学部（後に文学部）助教授を経て、東京都立大学人文学部教授。2005年定年退職。\n現在、日本学術会議（第一部）会員、東京都立大学名誉教授、博士（史学）。"}],"Language":[{"LanguageRole":"01","LanguageCode":"jpn","CountryCode":"JP"}],"Extent":[{"ExtentType":"11","ExtentValue":"308","ExtentUnit":"03"}],"Subject":[{"MainSubject":"","SubjectSchemeIdentifier":"78","SubjectCode":"0022"}],"Audience":[{"AudienceCodeType":"22","AudienceCodeValue":"00"}]},"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"03","ContentAudience":"00","Text":"「伝統的」なインド社会・文化はイギリス植民地支配下においてどのように変容していったのか。古代インドにおけるヒンドゥー文化の特色から近代都市における社会変動、カースト制の変化まで複眼的に分析した、インド社会・文化研究の集大成。"},{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"　序\n\n第1章　王権の儀礼と在地社会の儀礼――ヒンドゥー文化小論\n　はじめに\n　第1節　ヤジュニャ（供犠）\n　　1　ヴェーダ期のパシュバンダ（動物供犠）\n　　2　マラーター王国におけるヤジュニャ\n　　3　「ヒンドゥー儀礼」としてのヤジュニャ\n　第2節　シャーンティ（鎮めの儀式）\n　　1　王権儀礼としての鎮め\n　　2　在地社会の鎮め\n　第3節　プラーヤシュチッタ（罪の浄めの儀式）\n　　1　王によるプラーヤシュチッタの裁可\n　　2　在地社会におけるプラーヤシュチッタ\n　第4節　サナ（祭り）\n　　1　王権の祭り\n　　2　村の祭り\n　おわりに\n\n第2章　インド的都市の類型論――「ヒンドゥー的」都市とムスリム都市\n　はじめに\n　第1節　「ヒンドゥー的」都市の発展――プネー市を事例として\n　　1　プネー市の拡大過程\n　　2　新しいペートの建設\n　　3　ペートに生きる人々\n　　4　コートワールとコートワール役所\n　第2節　ムスリム都市と都市カースト――スーラト市を事例として\n　　1　カースト規則\n　　2　都市カーストの基礎単位集団と重層構造\n　　3　カースト守護神・カースト神殿・カースト導師\n　　4　カースト財産\n　おわりに\n\n第3章　植民地支配下における社会構造変動\n　はじめに\n　第1節　ワタン体制解体への過程\n　　1　ワタン体制\n　　2　初期ボンベイ管区行政下のワタン\n　　3　ボンベイ世襲役職法（1874年）\n　　4　ボンベイ世襲役職法以後\n　第2節　マハール・ワタンと不可触民解放運動\n　　1　マハール・カースト\n　　2　マラーター王国時代のマハール\n　　3　植民地支配下におけるマハール＝農民関係の緊張\n　　4　マハール・ワタン廃止運動\n　第3節　村ジョーシー（占星師）・ワタンと反バラモン運動\n　　1　村ジョーシー・ワタンの法的規定\n　　2　村ジョーシーと反バラモン運動\n　　3　村ジョーシー・ワタンの廃止\n　おわりに\n\n第4章　植民地統治体制におけるカースト\n　はじめに\n　第1節　「カースト自治」政策の形成\n　　1　カーストとパンチャーヤト\n　　2　ボンベイ首位民事裁判所と「カースト自治」\n　　3　「カースト自治」政策の成立\n　第2節　「カースト自治」をめぐる司法論争\n　　1　「カースト自治」政策の展開\n　　2　カルカッタ、ボンベイ両高裁間の論争\n　おわりに\n\n第5章　キリスト教とヒンドゥー文化\n　はじめに\n　第1節　キリスト教の衝撃\n　　1　キリスト教布教の解禁\n　　2　キリスト教伝道活動とヒンドゥーの反応\n　　3　「牛食い人種」イギリス人\n　第2節　キリスト教への道――バーバー・パドマンジーの場合\n　　1　生まれと育ち\n　　2　学校生活と結婚\n　　3　「ヒンドゥー社会改良」\n　　4　キリスト教への改宗\n　　5　離婚と再婚\n　第3節　福音とインド社会――個の自由と権利をめぐって\n　　1　改宗と個の自由\n　　2　個の権利と共同体\n　おわりに\n\n　【注】\n　【参考文献】\n　【索引】"}],"SupportingResource":[{"ResourceContentType":"01","ContentAudience":"01","ResourceMode":"03","ResourceVersion":[{"ResourceForm":"02","ResourceVersionFeature":[{"ResourceVersionFeatureType":"01","FeatureValue":"D502"},{"ResourceVersionFeatureType":"04","FeatureValue":"9784750332642.jpg"}],"ResourceLink":"https:\/\/cover.openbd.jp\/9784750332642.jpg"}]}]},"PublishingDetail":{"Imprint":{"ImprintIdentifier":[{"ImprintIDType":"24","IDValue":"0182"},{"ImprintIDType":"19","IDValue":"7503"}],"ImprintName":"明石書店"},"Publisher":{"PublishingRole":"01","PublisherIdentifier":[{"PublisherIDType":"24","IDValue":"0182"},{"PublisherIDType":"19","IDValue":"7503"}],"PublisherName":"明石書店"},"PublishingDate":[{"PublishingDateRole":"01","Date":"20100910"}]},"ProductSupply":{"MarketPublishingDetail":{"MarketPublishingStatus":"00","MarketPublishingStatusNote":"1;"},"SupplyDetail":{"ProductAvailability":"99","Price":[{"PriceType":"03","PriceAmount":"4200","CurrencyCode":"JPY"}]}}},"hanmoto":{"toji":"上製","zaiko":11,"maegakinado":"　序\n\n　本書の課題は、「伝統的」なインド社会・文化がイギリス植民地支配下においてどのように変容していったのか、という問題に複眼的に接近することにある。したがって、本書の各章はほぼ時系列に沿って配列されているが、著者の実際の研究過程は、それとは異なり、だいたい次のような道筋をたどってきた。\n　今から約40年前、前植民地期のインド社会、具体的には16-18世紀西インド地方の社会構造を、マラーティー語やペルシア語の史料から復元するという作業を始めた時、当時の研究状況に規定されて、まず注目したのは土地所有をめぐる諸問題であった。しかし、諸種の史料集を読み進めていくにつれて、土地そのものに関する史料、例えば、土地売買文書といったものがなかなか見当たらず、相続・譲渡・売買の対象や紛争の種になっていたのが、ほとんどの場合、ワタン（vatan, watan）と称される、さまざまな世襲的権益であることに気づいた。このことから、インド前近代の社会構造や社会変動のダイナミズムを、土地所有関係の変化（私的土地所有の発展、領主的土地所有の形成など）という視点から捉えるのは難しいのではないかと考えるようになった。それで、土地所有ではなく、ワタンといった前近代インド社会に特有の世襲的権益を表す言葉を手がかりに、前近代インド社会の構造と動態を捉えようとする作業を始めた。その結果が小著『インドの中世社会』（1989年）において提起された「ワタン体制社会」論で、ここまでが本書の前提である。\n　したがって、次に追求すべき課題は、このワタン体制社会がイギリス植民地支配下にどうなっていったのか、という問題を解明することであった。19世紀、イギリス植民地支配期になると、史料状況が一変し、もっぱら英語で書かれた公文書に依拠することになるが、従来のイギリス支配期研究は土地制度（土地所有関係）を中心とするものであったから、主要な史料は地税の査定や取り決めに関する文書（Settlement Reportなど）であった。しかし、それらの史料からワタン体制社会の変容を追跡することは困難であった。それで、今まであまり使われてこなかった法制・司法関係文献、すなわち、各種裁判所の判例集や法令集等を史料として利用することにした。使い慣れない史料ではあったが、それらを通して、マラーティー語史料にも、地税関係英語文献にも見られない、多くの興味深い事実を知ることができた（第3章）。\n　その過程におけるいわば副産物として、グジャラート地方南部アラビア海沿岸部都市の構造が分かってきた。それで、それとの比較のために、マハーラーシュトラ・デカン地方における都市の構造について、マラーティー語史料に依拠して調べてみた。その結果、インド的都市といっても「ヒンドゥー的」都市とムスリム都市では構造上大きな違いがあり、それと相即的にカーストの構造にも違いがあることが見えてきた（第2章）。\n　このカーストというインド社会に特徴的な社会集団をどう扱うか、あるいはそれを統治体制のなかにどう位置づけるかということは、イギリス植民地支配にとって、極めて重要な問題であった。最終的には、各カースト集団に大幅な「自治」の権利を認める「カースト自治」（caste autonomy）政策が取られることになったのであるが、この「カースト自治」政策の形成過程や実際の運用においては、ボンベイ管区とベンガル・マドラス両管区のあいだに考え方の相違があり、論争になることもあった。この問題についても、前述の法制・司法関係文献が有用であった（第4章）。\n　1990年代、インドではいわゆる「ヒンドゥー主義」政治勢力が急速に力を増してきて、それまでのインド国民会議派系の政治勢力に代わって、政権を担当するまでになった（1998年）。そのような政治状況をまえに、「ヒンドゥー主義」を単なる現代的な政治現象としてではなく、歴史的に形成された社会・文化現象として研究する必要性を痛感した。19世紀、インドの植民地化の過程において、西欧近代的なものに遭遇したことはヒンドゥー社会に激しい衝撃を与え、人々の生き方や価値観にいくつもの亀裂を生じさせた。そのような価値的亀裂の一つの帰結として「ヒンドゥー主義」の形成を捉えることができるのではないか、というのが一応の見通しであった（第5章）。\n　そこからさらに、「ヒンドゥー主義」をより歴史的に捉えるために、時代を遡って、ヒンドゥー文化の世界を探ってみた。その手がかりとなったのはマラーティー語史料にしばしば出てくるヒンドゥー的な儀礼や祭礼であった（第1章）。\n\n（…後略…）","author":[{"listseq":1,"dokujikubun":"著"}],"datemodified":"2010-10-15 12:51:29","datecreated":"2010-10-15 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