[{"onix":{"RecordReference":"9784750337357","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784750337357"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B119","TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"オオツナミヲイキヌク","content":"大津波を生き抜く"},"Subtitle":{"collationkey":"スマトラジシンツナミノタイケンニマナブ","content":"スマトラ地震津波の体験に学ぶ"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"タナカ シゲヨシ","content":"田中　重好"},"BiographicalNote":"1951年、神奈川県生まれ、慶應義塾大学大学院法学研究科単位取得退学、博士（社会学）、名古屋大学大学院環境学研究科／文学部教授。専門は、都市や地域の公共性をめぐる社会学研究、1983年日本海中部地震の調査から災害の社会学的研究にも取り組む。主な編著書は『共同性の地域社会学』（ハーベスト社、2007年）、『地域から生まれる公共性』（ミネルヴァ書房、2010年）、『超巨大地震がやってきた』（時事通信社、2006年、共編著）、『東日本大震災と社会学』（ミネルヴァ書房、近刊、共編著）など。"},{"SequenceNumber":"2","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"タカハシ マコト","content":"高橋　誠"},"BiographicalNote":"1963年、新潟県生まれ、名古屋大学大学院文学研究科単位取得退学、博士（地理学）、名古屋大学大学院環境学研究科／情報文化学部教授。専門は、農村や都市のコミュニティに関する地理学研究、2004年スマトラ地震のアチェ調査から災害研究を始める。主な編著書は『近郊農村の地域社会変動』（古今書院、1997年）、『自然災害と復興支援』（明石書店、2010年、分担執筆）、Community Approach to Disaster（Gadjah Mada University Press、2012年、共編著）など。"},{"SequenceNumber":"3","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"ジックリ,イルファン","content":"イルファン・ジックリ"},"BiographicalNote":"1980年、インドネシア共和国アチェ州ピディ県生まれ、ボゴール農業大学卒業、名古屋大学大学院国際開発研究科大学院生／シアクラ大学農学部講師。2004年以降、国際NGO現地スタッフとしてアチェの復興支援に係わるとともに、国連やアジア開発銀行などの復興プログラムに参加。専門はコミュニティ研究、農村開発論、貧困や災害といった実践的課題に取り組む。主な論文は、Identification of typology-based poverty in Aceh（2004年北部スマトラ地震調査報告VI、2010年、共著）など。"}],"Language":[{"LanguageRole":"01","LanguageCode":"jpn","CountryCode":"JP"}],"Extent":[{"ExtentType":"11","ExtentValue":"284","ExtentUnit":"03"}],"Subject":[{"MainSubject":"","SubjectSchemeIdentifier":"78","SubjectCode":"0036"}],"Audience":[{"AudienceCodeType":"22","AudienceCodeValue":"00"}]},"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"03","ContentAudience":"00","Text":"東日本大震災以前の三陸津波の体験はなぜ生かされなかったのか。災害文化を共有することの重要性から、スマトラ地震津波に遭い、生き延びたインドネシア・バンダアチェの人々の体験談を通し、津波襲来時、直後の混乱期、そして復興期をどう生き抜くかを学ぶ。"},{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"　はじめに\n　津波の基礎知識\n\n\n第I部　2004年スマトラ地震津波の体験\n\n第1章　超巨大地震と大津波――スマトラ地震津波の概要\n　1　超巨大地震、スマトラ地震\n　2　大津波によるバンダアチェ周辺の被害状況\n　3　アチェという文化・社会\n　4　アチェ紛争\n\n第2章　地震発生と津波の来襲――衝撃期から安全確保まで\n　1　地震の衝撃\n　2　津波の来襲\n\n第3章　津波直後の混乱――安否確認・治療・デマ\n　1　家族の安否確認と、行方不明の家族の捜索\n　2　医療の状況\n　3　デマ\n　4　第一次避難場所で\n　5　食料と水\n　6　テントからバラックへ\n\n第4章　様々な援助――国際的支援と国内的支援\n　1　国際NGOや国内NGOからの援助\n　2　政府からの援助\n　3　金銭的な援助\n　4　特別支援\n　5　仕事再開への支援\n　6　援助とコミュニティ\n\n第5章　復興住宅の建設――生活再建への足がかり\n　1　復興住宅への道のり\n　2　復興住宅への手続き\n\n\n第II部　復興の道のりと課題\n\n第6章　被災後の地域の変化――人間関係とコミュニティ\n　1　人間関係の切断\n　2　コミュニティの変化\n　3　人間関係の形成と定着\n\n第7章　復興後の課題――お金の問題とこころの問題\n　1　元の生活に戻るまでの時間\n　2　収入の減少\n　3　基本的なインフラが未整備\n　4　「トラウマ」\n　5　落ち着きを取り戻す時\n　6　表面と心の奥\n　7　精神的な強さを回復する術\n　8　イスラム教の役割\n\n第8章　支えとしての信仰――イスラムの教え（受け入れる）\n　1　「キアマット」（この世の終わり）\n　2　被災という事実を受け入れる\n　3　災害は「神から与えられたもの」\n　4　「神からの試練」\n　5　日本人との違い\n\n第9章　災害文化の共有――津波を語り継ぐ\n　1　津波の災害文化の欠如\n　2　かすかに残る津波伝承\n　3　津波伝承が伝わっていたシムル島\n　4　津波後の過剰反応\n　5　警報への冷静な判断\n　6　危険性認知の自己判断力\n　7　整備されつつある津波対策\n　8　今後の津波の災害文化育成のために\n\n第10章　スマトラ地震津波の体験から\n　1　「終わり」と「始まり」\n　2　本書の背景\n\n\n第III部　日本の津波体験――三陸大津波から東日本大震災へ\n\n第11章　災害多発国、日本\n　1　日本人は「津波をどう生き抜いてきた」のか\n　2　近代日本の津波災害\n　3　津波常襲地帯\n\n第12章　三陸沿岸地域の津波\n　1　明治三陸津波\n　2　昭和三陸津波\n　3　チリ津波\n　4　三つの津波\n\n第13章　東日本大震災が起きた――津波を生き抜くこととそれを支える力\n　1　第一の意味の「生き抜く」こと\n　2　第二の意味の「生き抜く」こと\n\n\n　おわりに\n　参考文献"}],"SupportingResource":[{"ResourceContentType":"01","ContentAudience":"01","ResourceMode":"03","ResourceVersion":[{"ResourceForm":"02","ResourceVersionFeature":[{"ResourceVersionFeatureType":"01","FeatureValue":"D502"},{"ResourceVersionFeatureType":"04","FeatureValue":"9784750337357.jpg"}],"ResourceLink":"https:\/\/cover.openbd.jp\/9784750337357.jpg"}]}]},"PublishingDetail":{"Imprint":{"ImprintIdentifier":[{"ImprintIDType":"24","IDValue":"0182"},{"ImprintIDType":"19","IDValue":"7503"}],"ImprintName":"明石書店"},"Publisher":{"PublishingRole":"01","PublisherIdentifier":[{"PublisherIDType":"24","IDValue":"0182"},{"PublisherIDType":"19","IDValue":"7503"}],"PublisherName":"明石書店"},"PublishingDate":[{"PublishingDateRole":"01","Date":"20121221"}]},"ProductSupply":{"MarketPublishingDetail":{"MarketPublishingStatus":"00","MarketPublishingStatusNote":"1;"},"SupplyDetail":{"ProductAvailability":"99","Price":[{"PriceType":"03","PriceAmount":"2800","CurrencyCode":"JPY"}]}}},"hanmoto":{"toji":"上製","zaiko":11,"maegakinado":"はじめに\n\n　（…前略…）\n\n本書の意図\n　津波という災害に遭遇することは、多くの人にとって極めてまれである。世界全体で見れば、一生の間に、津波に遭遇することはもちろん、津波を映像記録などで見ることすらない人が大半であった。しかし、東日本大震災でわれわれは、津波が海から陸に駆け上がり、陸上の建物や車、人をなぎ倒す光景を初めて見た。とはいえ、直接津波を体験する人は、仮に海岸近くに住む人々に限定し、津波の規模を小規模なものまで含めても、世界全体では1パーセントにも達しない。「津波常襲地帯」と言われる日本においてさえ、津波の直接体験者は極めて少ない。さらに、津波と言っても高さ数十センチのことも多く、ここで紹介するような、10メートルの高さにも達するほどの津波を体験することは極めてまれである。しかし、この10年の間に、世界では、この極めてまれと言われてきた大津波が2度も起こってしまった。\n　人の一生という時間から見ると、津波の発生間隔ははるかに長く、津波を体験することはほとんどないと言ってよい。そのため、過去の津波についての人々の「心の記憶」は残りにくく、大半の伝承は途中で消えてしまう。しかし津波は、いったん発生すると、巨大な被害をもたらす。津波災害は、典型的な低頻度・大災害なのである。\n　このように一生に一度も遭遇しない、でも、いったん発生したら深刻な被害を与える津波に、人は「どう生き抜いたら」よいのであろうか。このことを、本書を通して考えたい。\n　最初に、本書の題名「津波を生き抜く」という言葉について説明を加えておきたい。津波を生き抜くとは、一つは、津波から安全に避難する、大きな津波から生き抜くという意味である。津波が巨大になればなるほど、安全に避難することは困難になる。\n　しかし、「津波を生き抜く」とは、そうした津波来襲時の危険を回避するという意味にとどまらない。実は、津波から無事に避難したとしても、その後、自分の家族や親族、友人、さらに自分の家や財産、職場を奪われた人々には、「その後、どうやって生き抜く」かという困難な課題がある。そして、本書で紹介するバンダアチェの事例で見るように、こうした意味での「生き抜く」ということも、被災者にとって極めて大変な過程なのである。\n　東日本大震災からまだ1年半ほどしか経っていない現在、被災地では、この第二の意味での「津波から生き抜く」ことに直面している。一般に、被害を受けなかった地域の人々は、災害が発生した当初は関心や同情を寄せ、支援に熱心である。そのため、第一の意味での「津波を生き抜く」こともよく見えている。しかし時間が経つに従って、マスコミ報道も少なくなり、一般の関心も低下し、さらに外観から見るかぎり、被災地の街並みも徐々に復旧していく。そうした中で、第二の意味での「津波を生き抜く」ことは一般の人からは「見えなく」なる。しかも、外部の多くの人は、被災者と同じ目線の高さではなく、いわば行政的な意味で復興を進める人と同じように、上からの目線で被災地を見てしまいがちである。\n　本書には、政治家や行政担当者、さらに科学者や災害時に英雄的活躍をした人は、誰も登場しない。みんな、普通の生活者である。そのため、その人が感じたことや考えたこと、信じていることなどは、科学者から見ると間違いであったり、不十分な知識や誤解によって生じた混乱であったりする。しかし、それが、津波を体験した人の「実際の体験」であり、被災後の人々の「感じ方」である。この本を編集したのは、被災者と同じ目線に立って津波を「追体験」し、今後、自分ならどうするかを考えてほしいからである。少なくとも、大津波を一度も経験していないとしても、「既に経験したもの」として適切に対処する力を自分の身体の内側に備えておいてほしい。\n　こうして完成した本書が、インドネシアと日本の両国、あるいはそのほかの国々の人々にとっても、津波からどう「生き抜く」のかを学ぶ素材となってほしいと思う。もちろん、これは、唯一正しいことを指し示す教科書ではない。そうではなく、間違いや誤解を含んだ、しかし実際に大津波を経験した人たちの物語なのである。\n　「間に合わなかった」という気持ちをもう二度と味わいたくない、味わわせてはならないということが、私たちの唯一の想いである。こうした想いを共有しながら、本書を読んでいただければありがたい。\n\n　（…後略…）","author":[{"listseq":1,"dokujikubun":"著"},{"listseq":2,"dokujikubun":"著"},{"listseq":3,"dokujikubun":"著"}],"datemodified":"2013-02-26 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