[{"onix":{"RecordReference":"9784750338101","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784750338101"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B119","Collection":{"CollectionType":"10","TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":[{"TitleElementLevel":"03","PartNumber":"153","TitleText":{"collationkey":"アカシライブラリー","content":"明石ライブラリー"}}]}},"TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"エイコクノシャカイテキヨウゴノレキシ","content":"英国の社会的養護の歴史"},"Subtitle":{"collationkey":"コドモノサイゼンノリエキヲホショウスルリネンシサクノゲンダイカノタメニ","content":"子どもの最善の利益を保障する理念・施策の現代化のために"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"ツザキ テツオ","content":"津崎　哲雄"},"BiographicalNote":"京都府立大学公共政策学部教授。1949年大分県国東出身。日本社会事業大学卒・大阪市立大学大学院後期博士課程満期退学・ロンドン大学政治経済学院（LSE）留学・社会学博士（佛教大学）、児童養護施設指導員・福祉事務所家庭相談員・短大講師・大学助教授・オックスフォード大日産日本社会研究所客員フェローを経て、2001年より現職。専攻は児童養護学、英国ソーシャルワーク（史）、比較社会福祉学。著・訳書に『養護児童の声――社会的養護とエンパワメント』（福村出版、2010年）、『この国の子どもたち――要保護児童社会的養護の日本的構築』（日本加除出版、2009年）、『日本の児童養護――児童養護学への招待』（明石書店、2006年）、『ソーシャルワークと社会福祉――イギリス地方自治体ソーシャルワークの成立と展開』（明石書店、2003年）、『コルチャック先生のいのちの言葉――子どもを愛するあなたへ』（明石書店、2001年）、『社会的共同親と養護児童――イギリス・マンチェスターの児童福祉実践』（明石書店、2001年）など多数。英国ソーシャルワーク研究会主幹。"}],"Language":[{"LanguageRole":"01","LanguageCode":"jpn","CountryCode":"JP"}],"Extent":[{"ExtentType":"11","ExtentValue":"336","ExtentUnit":"03"}],"Subject":[{"MainSubject":"","SubjectSchemeIdentifier":"78","SubjectCode":"0336"}],"Audience":[{"AudienceCodeType":"22","AudienceCodeValue":"00"}]},"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"03","ContentAudience":"00","Text":"国家は社会的養護を受けざるをえない子どもを国家・社会としてどのように育成し、彼らに何を期待するのであろうか。本書は、英国の戦後の施策実務を丹念に検証し、その施策理念を明らかにするとともに、日本の向かうべき方向性や改革努力への視座を提供する。"},{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"　まえがき\n\n序章　社会的養護現代化の展開・現状と基本施策理念\n　【本章を読むために】\n　はじめに\n　1　施策史要─第二次世界大戦後から今日までの社会的養護施策動向\n　2　イギリスの社会的養護の現況と里親委託・施設委託\n　（1）社会的養護委託の現況\n　（2）社会的養護としての里親委託制度の概要\n　（3）養護委託選択肢としての施設（児童ホーム）委託の現状\n　3　21世紀児童社会サービス改革と社会的養護施策\n　（1）児童社会サービス現代化と社会的養護施策─クオリティ・プロテクツ計画\n　（2）児童社会サービス改革＝Every Child Matters計画と2004年児童法\n　（3）ケアを離れる（た）若者（ケアリーヴァー：CL）への支援制度・実践\n　（4）2002年養護委託児養子縁組促進法（Adoption and Children Act, 2002）\n　（5）Care Matters改革――2008年（養護委託）児童青少年法\n　むすび――社会的養護施策理念としての社会的共同親／業（CP）\n\n\n第Ⅰ部　英国で社会的養護の現代化の動きがなぜ起こったのか\n\n第1章　スキャンダル検証と改善努力\n　【本章を読むために】\n　はじめに\n　1　英国における児童虐待スキャンダル\n　（1）デニス・オニール事件とモンクトン報告\n　（2）マリア・コルウエル事件とフィールドフィッシャー報告\n　（3）クリーブランド事件とバトラースロス報告\n　2　スキナ事件とブリジ児童ケア・コンサルタンシ・サービス報告\n　（1）ブリジ児童ケア・コンサルタンシ・サービスによる事件調査\n　（2）ブリジCCCSによる事件調査報告の特徴\n　3　施設ケアにおけるスキャンダル\n　（1）スタフォードシャー県児童ホームにおけるピンダウン事件\n　（2）ピンダウンに関するリーヴィ／カーハン報告\n　むすび\n\n第2章　監査制度改革と子どもの意見表明\n　【本章を読むために】\n　はじめに\n　1　保健省社会ケア局社会福祉監査部（SSI）の構造と役割\n　2　地方自治体社会福祉部の社会福祉監査の基本構造\n　（1）地方自治体社会福祉部における社会福祉監査ユニットの機能と組織特性\n　（2）地方自治体社会福祉監査ユニットのインスペクター（社会福祉監査主事 inspectors）\n　3　社会福祉監査ユニットによる児童福祉施設監査の過程／内容・特質\n　（1）社会福祉監査ユニットによる児童福祉施設監査の過程\n　（2）市民監査ボランティアおよび監査報告書の公開／開示\n　4　児童福祉施設監査における子どもの意見表明とその意義\n　（1）入所児童の意見表明の意義\n　（2）入所児童の意見表明を促進する施策／実務\n　（3）不当処遇申し立て手続きの監査\n　（4）独立訪問員・地方議員による非公式監査訪問\n　むすび\n\n第3章　当事者主権と養護児童の声運動\n　【本章を読むために】\n　はじめに\n　1　英国における「養護児童の声」運動の成立と発展\n　2　英国の社会的養護改革における「養護児童の声」運動の影響\n　3　専門雑誌が報道する全国養護児童協会の諸活動\n　4　全国養護児童協会の91年度全国年次集会\n\n第4章　施設型社会的養護の危機と施策再検討\n　【本章を読むために】\n　はじめに　\n　1　第二次世界大戦後以降における施設型社会的養護の位置づけ\n　2　サッチャー時代の社会的養護施策と施設型社会的養護\n　3　スタフォードシャー県児童ホームにおけるピンダウン事件\n　4　施設型社会的養護に関するアッティング報告の結論と勧告\n　むすび\n\n\n第Ⅱ部　社会的養護現代化への道程\n\n第5章　社会的養護改造計画と社会的共同親理念\n　【本章を読むために】\n　はじめに\n　1　クオリティ・プロテクツ計画の背景――18年間の保守政権による社会的養護委託施策の失敗\n　2　「社会福祉現代化」とクオリティ・プロテクツ（児童福祉改造3年）計画\n　3　クオリティ・プロテクツ計画と連動する諸施策\n　4　クオリティ・プロテクツ計画3年間の評価とその延長\n　5　クオリティ・プロテクツ計画と「社会的共同親」理念\n　（1）英国保健省社会ケア局の関連文書に見られる「社会的共同親」\n　（2）その他の公的施策文書に見られる「社会的共同親」\n　（3）QP計画上級施策調整官の「社会的共同親」説明\n　むすび\n\n第6章　エヴリ・チャイルド・マターズ計画の進展\n　【本章を読むために】\n　はじめに\n　1　Every Child Matters計画の背景――ヴィクトリア・クリムビエ事件とラミング報告\n　2　政府緑書Every Child Matters, ECM『児童一人ひとりがかけがえのない存在である――児童社会サービス大改造構想』\n　3　2004年児童法の概要\n　4　児童トラスト（Children's Trust）と地方自治体児童サービス部\n　（1）児童トラストとは何か\n　（2）地方自治体児童サービス部の構造と機能\n　5　社会的養護委託選択肢としての養子縁組の制度改革と2002年養子縁組・児童法（Adoption and Children Act, 2002）\n　（1）ブレア政権の養子縁組改革\n　（2）養子縁組関連法規\n　（3）2000年ケア基準法に基づく国家養子縁組最低基準\n　むすび\n\n\n補遺Ⅰ・Ⅱ\n　【補遺を読むために】\n\n補遺Ⅰ　社会的養護への入口防止策　ライフチャンス保障実験――シュアスタート施策を素材に\n　1　ニューレイバー（新労働党政権）の児童（・家族）施策の背景と理念\n　2　ニューレイバー社会政策の輝く象徴――シュアスタート\n　（1）シュアスタートの起源と概要\n　（2）シュアスタートの成果測定\n　（3）シュアスタート成果の発展的継承─児童センター普遍化からECMへ\n　3　全児童のライフチャンス保障のためのガバナンス統合――Every Child Matters施策へ\n　（1）ニューレイバーの児童社会サービス現代化と社会的養護施策─クオリティ・プロテクツ（QP）計画\n　（2）児童社会サービス改革＝Every Child Matters計画と2004年児童法\n　（3）Care Matters改革――2008年児童青少年法\n　むすび─ライフチャンス保障の施策理念と社会的共同親／業（CP）\n\n補遺Ⅱ　社会的養護を離れた（る）若者への大人期移行支援\n　はじめに　295\n　1　ケアリーヴァー施策の位置づけ\n　2　リーヴィングケア支援の基盤制度\n　3　ケアリーヴァーの住居保障とライフチャンス\n　4　支援下宿制度とは何か\n　むすび\n\nあとがきとして――英国の教訓から学ぶ日本における社会的養護発想転換への視座\n　はじめに――日本における子ども・家族・国家の関係\n　戦後英国における子ども・家族・国家の関係と社会的養護施策\n　英豪における「からのゆりかご」問題と国家による子ども・家族の濫用\n　「ゆりかごをからにできない」理由と社会的養護施策・児童移民問題\n　戦後児童移民スキャンダルが社会的養護施策へ与えた影響と教訓――ある仮説\n　子ども・家族・国家の関係――社会的養護の施策理念：社会的共同親業\n　謝辞\n\n\n　初出一覧\n　著者紹介"}],"SupportingResource":[{"ResourceContentType":"01","ContentAudience":"01","ResourceMode":"03","ResourceVersion":[{"ResourceForm":"02","ResourceVersionFeature":[{"ResourceVersionFeatureType":"01","FeatureValue":"D502"},{"ResourceVersionFeatureType":"04","FeatureValue":"9784750338101.jpg"}],"ResourceLink":"https:\/\/cover.openbd.jp\/9784750338101.jpg"}]}]},"PublishingDetail":{"Imprint":{"ImprintIdentifier":[{"ImprintIDType":"24","IDValue":"0182"},{"ImprintIDType":"19","IDValue":"7503"}],"ImprintName":"明石書店"},"Publisher":{"PublishingRole":"01","PublisherIdentifier":[{"PublisherIDType":"24","IDValue":"0182"},{"PublisherIDType":"19","IDValue":"7503"}],"PublisherName":"明石書店"},"PublishingDate":[{"PublishingDateRole":"01","Date":"20130420"},{"PublishingDateRole":"25","Date":"20130406"},{"PublishingDateRole":"09","Date":"20130415"}]},"ProductSupply":{"MarketPublishingDetail":{"MarketPublishingStatus":"00","MarketPublishingStatusNote":"1;"},"SupplyDetail":{"ProductAvailability":"99","Price":[{"PriceType":"03","PriceAmount":"4000","CurrencyCode":"JPY"}]}}},"hanmoto":{"toji":"上製","zaiko":11,"maegakinado":"まえがき\n\n　社会的養護が現代化するとはどういうことであろうか。この問いに十分かつ完璧に答えている、答えられるとは思わないが、本書は1997年以降のブレア政権が採用した一連の社会サービス現代化（Modernising Social Services）施策の一環としての社会的養護（Looking After Children by Local Authority）の現代化を可能にしたいくつかの基盤・背景・過程・成果を、筆者のその時々の研究課題に沿った形で分析・検証しようと試みている。したがって、もとより本書は現代化のすべての局面を扱うものではない。筆者の戦後英国児童ソーシャルワーク施策研究の一環としての社会的養護施策実務研究であり、多くの局面において、1980年代から2010年代に至るまでのわが国における社会的養護情況で、主に問題となった議論やトピックスに関連ある局面のみに焦点化しているともいえよう。\n　筆者は1977年に渡英して以降、今日まで社会的養護人物史、ソーシャルワーク人物史、ソーシャルワーク史、自治体児童ソーシャルワーク施策、自治体社会福祉組織構造、里親委託施策実務、施設型社会的養護施策実務、養子縁組施策実務、社会的養護当事者権利擁護・意見表明運動、社会的養護現代化施策などの研究に従事してきたが、たえずわが国との比較研究（若干は韓国などとの比較も）を視座としてきた。社会的養護史にしろ児童ソーシャルワーク史にしろ、各論的には日英の比較研究が不可能なことはなかったが、こと自治体によるフィールド・ソーシャルワーク（機関・人材）、社会的養護施策理念、社会的養護サービス選択肢（施設・家庭養護）決定の合理性、などにおいては、全く比較研究する前提が両国で異なっていることに気づかされ、その溝の埋まらぬ現実に相当悲観的かつ根源的な批判をふくむ意見表明を繰り返し、施設職員運動団体や民間施設経営者組織あるいは行政関係者から批判され、無視され、辺境者的扱いをされてきた。しかしながら、筆者はここでそうしたことへの愚痴を述べようとしているのではない。\n　ふたたび、社会的養護が現代化するとはどういうことであろうか。この問いに対する筆者の30数年にわたる探求の現時点における解答（成果）の一端を提示するのが、本書の目的である。社会的養護の現代化は、素朴にいえば、政治家と市民が社会的養護児の真に親代わりになれるエートスと仕組みと財源と実務を確立し、社会に定着させることである。極東のある金満国のように「親代わり」の格好をして、彼らに乳児院や孤児院（大規模集団養護）での暮らしをあてがうことではない。あのサッチャー首相が80年代に金満国の隣国を訪問して、親と住めない子らに提供する支援は「孤児院での暮らし」であってはならぬ（また犬を食べるような習慣は即座に廃止するように）と進言した結果、隣国の家庭養護が飛躍的に伸びたことは、関係者のあいだではつとに有名な話である。この時点での英国の社会的養護は現代化とは程遠いものであったが、福祉国家を解体したといわれている宰相にして、この感覚・エートスが当然であったのであろう。\n　隣国に追いつこうとしているわけではなかろうが、タイガーマスク現象を契機に明確になりつつある社会的養護の後進性を否応なしに認識させられるにいたり、この金満国もついに（もちろん現代化ではなく）近代化・（21世紀化ではなく）20世紀化に着手しつつあるともいえる。里親制度改正、里親委託推進、（孤児院と見間違うような大規模な施設の）小規模化、施設内生活単位小規模化、折衷型社会的養護資源（ファミリーホーム）制度化、里親委託ガイドライン・養育指針、各施設型社会的養護選択肢の養育指針、国連家庭外養護ガイドライン翻訳、（アリバイ程度の）最低基準改定、などなど、矢継ぎ早に登場してきている。しかしながら、悲しいかな、ほとんどの施策は現実対応（被虐待児措置委託先欠乏への対策）および小手先のパッチワーク型改善以上の域を脱してはいない。その理由は、あるべき社会的養護の理念型・施策理念の議論と実質化がほとんど欠落しているからである。これは社会的養護のみならず、社会施策・社会制度全般に共通するといってしまえばそれまでであるが、税による社会資源の用途に目標・目的が設定されず、労働組合対策や経営者組織への機嫌取りの他に明確な価値志向をもたぬ、行き当たりばったりの慣行行政の結果に他ならなかったのではなかろうか。\n　対照的に、なぜ英国では社会的養護が今日にみるように21世紀にふさわしい子ども・若者の最善の利益を保障する理念型とその施策化・実務化にたどり着けたか問うてみると、おのずから「戦後一貫して社会的共同親という施策理念の実現を現実の社会的養護に適用し、種々の創意工夫を半世紀以上行ってきた」（Bob Holman）結果であったことがわかる。筆者はそうした第二次世界大戦後の英国の社会的養護施策・実践の諸側面を今日まで学んできた。本書では1990年代から今日に至るまでのこの分野の研究成果の主なものを用いて、関係者に社会的養護の日本における現代化（20世紀化……21世紀化とはいわないまでも）を模索する場合の最も基本的な施策局面のいくつかを英国の施策展開に沿って編集し、もって今日の日本の社会的養護施策の向かうべき方向性や改革努力の視座を読者が考察する材料を提供したいと考えている。\n\n　（…後略…）","author":[{"listseq":1,"dokujikubun":"著"}],"datemodified":"2013-06-03 14:02:46","datecreated":"2013-04-16 10:17:59","hanmotoinfo":{"name":"明石書店","yomi":"アカシショテン","url":"http:\/\/www.akashi.co.jp\/","twitter":"","facebook":"","chokutori":"","toritsugitorikyo":"","toritsugisonota":"","eigyoudaihyousha":"","phoneshoten":"","facsimileshoten":"","emailshoten":"","ordersite":"4","ordersitesonota":"","ordersitejisha":"","henpin":""},"dateshuppan":"2013-04"},"summary":{"isbn":"9784750338101","title":"英国の社会的養護の歴史","volume":"153","series":"明石ライブラリー","publisher":"明石書店","pubdate":"20130420","cover":"https:\/\/cover.openbd.jp\/9784750338101.jpg","author":"津崎哲雄／著"}}]