[{"onix":{"RecordReference":"9784750338378","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784750338378"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B119","TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"フジンホゴシセツトバイシュンヒンコンディーブイモンダイ","content":"婦人保護施設と売春・貧困・DV問題"},"Subtitle":{"collationkey":"ジョセイシエンノヘンセントアラタナテンカイ","content":"女性支援の変遷と新たな展開"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01","B01"],"PersonName":{"collationkey":"スドウ ヤチヨ","content":"須藤　八千代"},"BiographicalNote":"愛知県立大学名誉教授。主な著書に『母子寮と母子生活支援施設のあいだ』（明石書店、2010年）、『ジェンダー・エシックスと社会福祉』（2000年、共著）『フェミニスト福祉政策原論』（2004年、共著）『フェミニズムと社会福祉政策』（2012年、共著、以上ミネルヴァ書房）、『相談の理論化と実践』（新水社、2005年、共著）、『ソーシャルワークの作業場――寿という街』（誠信書房、2004年）などがある。"},{"SequenceNumber":"2","ContributorRole":["A01","B01"],"PersonName":{"collationkey":"ミヤモト セツコ","content":"宮本　節子"},"BiographicalNote":"日本社会事業大学卒業、公務員を経て全国社会福祉協議会、日本社会事業大学付属日本社会事業学校などで社会福祉従事者養成に関わる。「ポルノ被害と性暴力を考える会」世話人。主な著書に『証言・現代の性暴力とポルノ被害』（東京都社会福祉協議会、2010年、共著）、『ソーシャルワーカーという仕事』（筑摩書房、2013年）などがある。"}],"Language":[{"LanguageRole":"01","LanguageCode":"jpn","CountryCode":"JP"}],"Extent":[{"ExtentType":"11","ExtentValue":"356","ExtentUnit":"03"}],"Subject":[{"MainSubject":"","SubjectSchemeIdentifier":"78","SubjectCode":"0036"}],"Audience":[{"AudienceCodeType":"22","AudienceCodeValue":"00"}]},"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"03","ContentAudience":"00","Text":"「売春婦」の更生と保護を目的に発足した婦人保護施設は時代の変遷とともにDV被害者を支援する役割も担い今日に至る。だが入所者が少なく、施設の存在意義が問われてきた。施設が再構築されてこなかったのはなぜか。婦人保護施設を多面的に検討した初めての本。"},{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"　まえがき\n\n第1章　社会福祉施設としての婦人保護施設の現実――その概要と実態（宮本節子）\n　第1節　婦人保護施設の源流\n　第2節　婦人保護施設の社会福祉施設としての特質\n　第3節　売春防止法の女性観、DV防止法の女性観\n\n第2章　差別、貧困、暴力被害、性の当事者性――東京都5施設の実態調査から（宮本節子）\n　第1節　婦人保護施設を利用する女性たちの群像\n　第2節　婦人保護施設職員の性の当事者性という課題\n\n第3章　「かにた物語」――空前絶後の成功と失敗（須藤八千代）\n　はじめに\n　1　婦人保護施設　かにた婦人の村\n　2　コロニーというビジョン\n　3　婦人保護施設運営の25年史\n　4　売春という言説とかにた婦人の村\n　おわりに――空前絶後の成功と失敗\n\n第4章　婦人保護施設で働く「ひと」――田口道子と横田千代子（須藤八千代）\n　その1　いこいの家　田口道子\n　その2　いずみ寮施設長　横田千代子\n\n第5章　人は変われる――東京・いこいの家から：障がい者施策の活用を中心に（相楽友）\n　はじめに\n　私の婦人保護事業研究――女性を取り巻く「暴力」をめぐって\n　いこいの家へ――私が「変われた」日々\n　女性たちの実際といこいの家のミッション\n　障がいがある女性たちへの支援\n　自らの変化を語る女性たち\n　障がい認知の重要性――新たな貧困と暴力被害の実態から\n　支援の専門性への一提言\n　おわりに\n\n第6章　婦人保護施設の今――大阪府立女性自立支援センターからの報告（河野ひとみ）\n　はじめに\n　1　大阪府における婦人保護施設\n　2　事例紹介\n　3　退所者自立支援事業（アフターケア）\n　4　指定管理\n　5　一時保護委託施設として\n　6　施設は今\n　おわりに\n\n第7章　貧困の広がりと婦人保護施設の役割――増加する女性ホームレスの入所とその背景（丸山里美）\n　はじめに\n　1　「ホームレス」の広がり\n　2　婦人保護施設の位置づけ\n　3　東京の女性施設の利用者\n　4　入所率の低い婦人保護施設\n　5　婦人保護施設の役割とは\n\n第8章　人身取引被害者と日本社会――送り出し国と受け入れ国を結ぶもの（島﨑裕子）\n　はじめに\n　1　人身取引とは\n　2　送り出し国における被害者の社会環境――カンボジア人被害女性を事例に\n　3　日本における人身取引\n　4　結びに―点認識から線認識へとつなげるために\n\n第9章　女性の保護空間の再創造に向けた一考察――駆込寺、シェルター、婦人保護施設を手がかりに（桑島薫）\n　1　「保護」のことばの由来\n　2　社会的保護空間としての駆込寺\n　3　社会的保護空間と権力との対立――駆込寺とシェルターの対比\n　4　保護空間から排除空間へ――「逸脱のヘテロトピア」としての婦人保護施設\n　5　民間シェルターと婦人保護事業との接合による保護概念の曖昧化\n　6　女性の保護空間の再創造\n\n　あとがき"}],"SupportingResource":[{"ResourceContentType":"01","ContentAudience":"01","ResourceMode":"03","ResourceVersion":[{"ResourceForm":"02","ResourceVersionFeature":[{"ResourceVersionFeatureType":"01","FeatureValue":"D502"},{"ResourceVersionFeatureType":"04","FeatureValue":"9784750338378.jpg"}],"ResourceLink":"https:\/\/cover.openbd.jp\/9784750338378.jpg"}]}]},"PublishingDetail":{"Imprint":{"ImprintIdentifier":[{"ImprintIDType":"24","IDValue":"0182"},{"ImprintIDType":"19","IDValue":"7503"}],"ImprintName":"明石書店"},"Publisher":{"PublishingRole":"01","PublisherIdentifier":[{"PublisherIDType":"24","IDValue":"0182"},{"PublisherIDType":"19","IDValue":"7503"}],"PublisherName":"明石書店"},"PublishingDate":[{"PublishingDateRole":"01","Date":"20130701"},{"PublishingDateRole":"25","Date":"20130617"},{"PublishingDateRole":"09","Date":"20130624"}]},"ProductSupply":{"MarketPublishingDetail":{"MarketPublishingStatus":"00","MarketPublishingStatusNote":"1;"},"SupplyDetail":{"ProductAvailability":"99","Price":[{"PriceType":"03","PriceAmount":"2600","CurrencyCode":"JPY"}]}}},"hanmoto":{"toji":"並製","zaiko":11,"maegakinado":"　まえがき\n\n　婦人保護施設そのものを表題とする文献はおそらく本書が初めてであろう。そういう自負を持って本書を構想した。主要な研究テーマの一つとしてフェミニスト・ソーシャルワークを選んだ私は、短い研究者としての時間のなかで、日本の社会福祉が女性と交差する課題を取り上げてみたいと考えていた。その一つが『増補　母子寮と母子生活支援施設のあいだ』（明石書店、2010年）である。婦人保護施設についての本書は、それに続くものとして早い時期から私の構想の中にあった。\n　さまざまに論じられているように、社会福祉学における女性問題は売春防止法に根拠を持つ婦人保護事業に収められてきた。また研究者の数や研究の視点も限定されていた。このように売春防止法という特異な法律から始まった社会福祉と女性の関係が、周りとの距離を広げ「ゲットー化」といわれるような構造を、研究においても実践においても増長したのかもしれない。そしてその結果、フェミニズム理論やシェルター運動などグローバルに展開する女性を巡る動きと連動することなく、また今ここでの女性の問題に向けて素早く水路を掘ることなく来てしまったと感じている。\n　本書は私が東京都の婦人保護施設評価委員になったのを機会に、横田千代子、田口道子の両氏に提案し、3・11の震災後間もなくからスタートしたものである。婦人保護施設については本書のもう一人の編者である宮本節子が、早い時期から東京都の5施設と「あり方研究会」において議論を重ね、また売春防止法改正私案をまとめ、さらに婦人保護施設の全国調査などを行っている。\n　しかしそれらの情報が関係者といわれる小さなグループの中にとどまり、そこを一歩出るとほとんど知られていない現実を残念に思っていた。まさにゲットーの中でひそかに行われているような印象である。そこでいくら婦人保護施設の岐路に悩んでいたとしても始まらない。\n　本にしたいという私の意図は、何よりもここにある。その議論を広く人々の前に曝し、その是非を問わなければ次の道は見えてこない。また婦人保護施設が担っている問題は、数は少なくとも極めて重要な女性の問題である。また一部の関係者や研究者だけが手にする報告書にとどめておくべきではないと考えるのは、私が書店でしかこのような問題に触れることができない勤め人だったからでもある。\n　本書の1章、2章は、宮本節子が婦人保護施設関係者と積み重ねてきた研究の成果である。散逸してしまいそうな報告書の類がこのように本としてまとめられたことで、私の目的の一つは達成された。\n　もう一つの目的は、いかにこれまでの文脈を脱却し婦人保護施設を多面的に切り開くかということである。婦人保護施設の現在をできる限り全体的に伝えるために、施設職員の内なる目はもちろん、「女性ホームレス」「人身取引被害者」という施設を取り巻く女性たちも取り上げた。\n　また婦人保護施設を覆っているものを鋭く切り開く思考として、文化／社会人類学の立場から婦人保護施設の「保護」が問いただされている。すなわち自由へと開く保護（preserving）なのか施設に入れて完了という保護（protection）なのかと保護概念を問い、また婦人保護施設は「保護空間」なのか「排除空間」なのかと私たちにストレートに訊いている。\n　この桑島薫の論文は、私が本書の二つ目の目的のために求めていたものであり、本書の底を支えるものである。桑島はフーコーの概念をもちいて、婦人保護施設を「逸脱のヘテロトピア（混在郷）」と呼ぶ。これは本書の影の副題でもある。\n　冒頭に書いたような私の妙な気負いを受け止めてくれた執筆者によって、婦人保護施設が人びとの目の前に現れた。私たちの意識や言葉こそが、婦人保護施設を辺境においている。女性に向け社会に世界に向けてそのドアを開け、再生し続ける空間とするために新しい概念、新しい言葉で語られなければならない。\n　婦人保護施設だけでなく社会福祉の現場に生起するできごとに、強い好奇心を持っているのは私だけではないだろう。そのような人にこの本が届くことを願っている。\n\n　　　2013年5月30日　須藤八千代","tsuiki":"執筆者紹介\n相楽 友（さがら・とも）\nいこいの家支援員。2004年、千葉大学教育学部生涯教育課程卒業。2006年、立教大学コミュニティ福祉学研究科社会福祉学専攻博士前期課修了後、婦人保護施設いこいの家に入職、現在に至る。主な論文に、「売春防止法研究の展開と課題」『コミュニティ福祉学研究科紀要』3号（立教大学コミュニティ福祉学研究科、2005年）、「婦人保護事業における『要保護女子』規定の再検討」（2005年度立教大学コミュニティ福祉学研究科修士論文）。\n\n河野 ひとみ（かわの・ひとみ）\n大阪府立女性自立支援センター施設長。1980年、日本福祉大学社会福祉学部卒業後、社会福祉法人大阪府社会福祉事業団に入職。1997年婦人保護施設大阪府立女性自立支援センターに配属。2006年、指定管理による運営移管により、社会福祉法人四天王寺福祉事業団に移籍。2007年施設長に就任、現在に至る。\n\n丸山 里美（まるやま・さとみ）\n立命館大学産業社会学部准教授。京都大学大学院文学研究科博士課程単位認定退学。博士（文学）。専攻は社会学。現在、主な著書に、『女性ホームレスとして生きる――貧困と排除の社会学』（世界思想社、2013年）などがある。\n\n島﨑 裕子（しまざき・ゆうこ）\n日本学術振興会特別研究員。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了（博士・学術）。早稲田大学アジア太平洋研究センター助手を経て、現職。主な著書に「アジア地域連携に見る人の移動と人身取引――メコン河流域諸国に着目して」浦田秀次郎・金ゼンマ編『グローバリゼーショとアジア地域統合』（勁草書房、2011年）など。\n\n桑島 薫（くわじま・かおる）\n東京大学大学院総合文化研究科学術研究員。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了（博士・学術）。専攻は文化人類学。主な著書に、「プロセスとしての『自己決定』」『超域文化科学紀要』（東京大学大学院総合文化研究科、2011年）、「ドメスティックへと囲い込む暴力――日本のDV被害者支援の現場から」風間計博他編『共在の論理と倫理――家族・民・まなざしの人類学』（はる書房、2012年、共著）など。","author":[{"listseq":1,"dokujikubun":"編著"},{"listseq":2,"dokujikubun":"編著"}],"datemodified":"2013-07-10 11:52:50","datecreated":"2013-06-25 15:00:18","hanmotoinfo":{"name":"明石書店","yomi":"アカシショテン","url":"http:\/\/www.akashi.co.jp\/","twitter":"","facebook":"","chokutori":"","toritsugitorikyo":"","toritsugisonota":"","eigyoudaihyousha":"","phoneshoten":"","facsimileshoten":"","emailshoten":"","ordersite":"4","ordersitesonota":"","ordersitejisha":"","henpin":""},"dateshuppan":"2013-07"},"summary":{"isbn":"9784750338378","title":"婦人保護施設と売春・貧困・DV問題","volume":"","series":"","publisher":"明石書店","pubdate":"20130701","cover":"https:\/\/cover.openbd.jp\/9784750338378.jpg","author":"須藤八千代／編著 宮本節子／編著"}}]