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            "BiographicalNote": "防衛大学校名誉教授、（一財）日本エネルギー経済研究所客員研究員。中東現代政治。在イスラエル日本大使館専門調査員、国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）職員、（財）中東経済研究所研究主幹、防衛大学校総合安全保障研究科・国際関係学科教授などを歴任。主な著書に『ユダヤとアメリカ――揺れ動くイスラエル・ロビー』（中央公論新社、2016年）、『エルサレム』（新潮社、1993年）、『イスラエルとパレスチナ――和平への接点を探る』（中央公論新社、1989年）、『中東政治学』（有斐閣、2012年、共著）、『中東の予防外交』（信山社、2012年、共著）など。"
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      "maegakinado": "はじめに\n\n　イスラエルのユダヤ人社会の間ではいつも、一体性と多様性という相反する力が作用している。\n　同じ宗教を信じ、過去の栄光や迫害の歴史など集団的な記憶を共有してきたことは、まったく異なる環境に住む世界各地のユダヤ人に「われわれ」という帰属意識を与えてきた。独立以降、ずっと直面してきた安全保障上の困難さは、ユダヤ系国民の間に強い一体感を生み出してきた。宗教上の理由から兵役が免除されている超正統派（ハレディーム）の若者は別として、ほとんどのユダヤ系国民の若者にとって徴兵に応じることはある種の通過儀礼であり、男女を問わず「国を守る」という意識はかなり強い。祝祭日の多くはユダヤ暦に基づいており、世俗派も宗教派も伝統や習慣を守ろうとしている。学校教育でもユダヤ的な伝統や行事は積極的に取り入れられている。\n　本書の第Ⅱ部（歴史）で触れているように、イスラエルはもともとユダヤ人の民族主義運動「シオニズム」によって生まれてきたイデオロギー国家だ。シオニズムに対する批判は世界的には非常に強いが、イスラエルの圧倒的多数のユダヤ系国民は濃淡の違いはあってもシオニズムを是として受け入れている。その意味で彼らのほとんどは「シオニスト」であり、シオニズムとユダヤ教ないしユダヤ的伝統を通じて自分たちの一体性を日々確認している。\n　その一方で、イスラエルのユダヤ人社会は多様だ。第一に同じユダヤ系国民といっても、本人あるいは両親の出身地はさまざまで、背景となっている文化や言語、伝統、習慣などは千差万別だ。1960年代までイスラエルの移民受け入れ政策は「離散ユダヤ人の融合」だった。つまり多様な背景をもつ移民が融合し合い「新しいユダヤ人」に生まれ変わることが、想定され期待されていた。しかし、さまざまな出自をもつ人々が簡単に融合しないことは、同じ移民社会の米国でも実証されている。イスラエルでも1980年代頃からアジア・アフリカ系ユダヤ人（スファラディームないしミズラヒーム）たちが自分たち独自の文化的背景の見直し作業に取り組むなど、エスニック的な「違い」が強調され、時に尊重されるようになっている。\n\n　（…後略…）",
      "tsuiki": "【執筆者一覧】\n\n池田 明史（いけだ・あきふみ）\n東洋英和女学院大学学長・国際社会学部教授。国際政治学・中東現代政治。主な著書に『イスラエル国家の諸問題』（編著、アジア経済研究所、1994年）、『大量破壊兵器不拡散の国際政治学』（共著、有信堂、2000年）、『帝国アメリカのイメージ』（共著、早稲田大学出版会、2004年）。\n\n鴨志田 聡子（かもしだ・さとこ）\n1979年静岡県生まれ。東京外国語大学非常勤講師（イディッシュ語）、東京大学大学院人文社会系研究科研究員。イスラエルでの現地調査を経て博士論文『現代イスラエルにおけるイディッシュ語個人出版と言語学習活動』（三元社、2014年）を執筆。共著『Pen BOOKS ユダヤとは何か。』（CCCメディアハウス、2012年）。\n\n武井 彩佳（たけい・あやか）\n学習院女子大学国際文化交流学部教授。ドイツ現代史、ホロコースト研究。おもな著作に、『戦後ドイツのユダヤ人』（白水社、2005年）、『ユダヤ人財産は誰のものか――ホロコーストからパレスチナ問題へ』（白水社、2008年）、『〈和解〉のリアルポリティクス――ドイツ人とユダヤ人』（みすず書房、2017年）、訳書に、ダン・ストーン著『ホロコースト・スタディーズ――最新研究への手引き』（白水社、2012年）。\n\n立山 良司（たてやま・りょうじ）＊編著者紹介を参照。\n\n辻田 俊哉（つじた・としや）\n大阪大学COデザインセンター講師。国際政治学。2006～08年、在イスラエル日本国大使館専門調査員。2011年、大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了。博士（国際公共政策）。\n\n林 真由美（はやし・まゆみ）\n元北海道教育大学函館校非常勤講師。国際政治学。1999～2001年、在イスラエル日本国大使館専門調査員。\n\n樋口 義彦（ひぐち・よしひこ）\n外務省職員。国際基督教大学教養学部卒、ベン・グリオン大学行動科学研究科を経て、新潟大学現代社会文化研究科より博士号取得（学術）。2008年から2012年まで在イスラエル日本国大使館専門調査員。\n\n三上 陽一（みかみ・よういち）\n外務省大臣官房人物交流室長。1985年外務省入省。国際情報統括官組織、在イスラエル大使館、在ニューヨーク総領事館、在アメリカ合衆国大使館等の後、中東アフリカ局中東第一課地域調整官を経て現職。\n\n村橋 靖之（むらはし・やすゆき）\n日本貿易振興機構（ジェトロ）イスタンブール事務所所長。テルアビブ事務所長（1999年6月～2003年11月）当時、イスラエルとパレスチナ双方の対日貿易投資促進や両者間の経済・ビジネス交流及び信頼醸成プロジェクトに関わる。イスラエル・パレスチナの青少年の対話・交流を促進するNPO法人Peace Field Japan 理事長。\n\n屋山 久美子（ややま・くみこ）\n国立音楽大学大学院音楽学部（音楽学専攻）修了。へブライ大学音楽学科博士課程（民族音楽学、ユダヤ音楽、アラブ音楽専攻）。2004年シリア・アレッポ系ユダヤ人の宗教音楽に関する論文でPhD取得。ヘブライ大学「アレッポ歴史・文化研究センター」ポストドク研究を経て、現在へブライ大学東アジア学科講師。京都市立芸術大学、同志社大学講師も務めた。エルサレム在住。",
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