[{"onix":{"RecordReference":"9784814002313","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784814002313"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B108","Measure":[{"MeasureType":"01","Measurement":"216","MeasureUnitCode":"mm"},{"MeasureType":"02","Measurement":"157","MeasureUnitCode":"mm"},{"MeasureType":"03","Measurement":"29","MeasureUnitCode":"mm"},{"MeasureType":"08","Measurement":"755","MeasureUnitCode":"gr"}],"TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"ジョコウアイシヲサイコウスル","content":"『女工哀史』を再考する"},"Subtitle":{"collationkey":"ウシナワレタジョセイノコエヲモトメテ","content":"失われた女性の声を求めて"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"シャール","content":"サンドラ・シャール"},"BiographicalNote":"ストラスブール大学（フランス）言語学部准教授（博士後期課程の研究指導資格取得）、京都大学大学院文学研究科特任教授。"}],"Language":[{"LanguageRole":"01","LanguageCode":"jpn","CountryCode":"JP"}],"Extent":[{"ExtentType":"11","ExtentValue":"496","ExtentUnit":"03"}],"Subject":[{"MainSubject":"","SubjectSchemeIdentifier":"78","SubjectCode":"1036"},{"SubjectSchemeIdentifier":"79","SubjectCode":"15"}],"Audience":[{"AudienceCodeType":"22","AudienceCodeValue":"00"}]},"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"02","ContentAudience":"00","Text":"苛酷な労働条件下に置かれた女工という従来の一面的な見方を離れ、実際の製糸女工たちの生の声に基づいて「女工哀史」を再構築する。"},{"TextType":"02","ContentAudience":"04","Text":"苛酷な労働条件下に置かれた製糸女工という従来のイメージは一面的なもので、実際の製糸女工の生の声（聞き取り調査や糸引き歌）が示すのはきわめて多面的な姿である。女工たちの日常生活の喜怒哀楽を豊富な資料で活写する。"},{"TextType":"03","ContentAudience":"00","Text":"苛酷な労働条件下に置かれた女工という従来の一面的な見方を離れ、実際の製糸女工たちの生の声に基づいて「女工哀史」を再構築する。\n\n■佐伯順子氏（比較文学者・同志社大学教授）推薦\n製糸女工の労働歌「糸引き歌」の数々、当事者への聞き取り調査からみえる女工たちの主体的な＜声＞から、「女工哀史」的な抑圧の歴史にとどまらない、彼女たちの肯定的な労働意識を明らかにする本書は、マクロな政治史、経済史から周縁化されていた女工たちのミクロな生活史を通じて、生計を支える誇りある女性たちの労働観を浮上させる。”女性活躍”等の甘い観念とは異質な近代日本女性の労働参画の歴史から、現代日本のジェンダー状況をも問い直す画期的労作。"},{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"序　論\n第一節　日本の製糸業に暗い影を落とした「女工哀史」的な視点の発生\n（一）繊維工業の女性労働者の実態の表象から〈女工哀史言説〉という眼差しへ\n（二）〈女工哀史言説〉という眼差しの消費と再生産\n　　　　——マスター・ナラティヴとしての「女工哀史」的視点の確立\n第二節　〈女工哀史言説〉という眼差しの修正の試み\n（一）女性学における〈女工哀史言説〉の修正の試み\n（二）繊維工業の女性労働者の被害者史観の修正の試み\n第三節　〈女工たちの声〉の分析による「女工哀史」的視点の再検討\n（一）「女工哀史」的視点に対する歴史的批判的アプローチ\n（二）〈女工たちの声〉の分析を中心に据えること\n第四節　普通の声なき人々に声を与えること\n（一）糸ひき歌の分析\n（二）製糸女工の聞き取り調査の分析\n第五節　本書の構成について\n\n第一部　日本の製糸業\n\n第一章　戦前までの日本の製糸業の発展\n第一節　日本における初期の製糸労働者\n（一）徳川時代の蚕糸業と製糸業\n（二）工場制手工業と問屋制家内工業の誕生\n（三）幕末の外交と生糸輸出の開始\n第二節　近代的な製糸業へ——「富国強兵」と官営富岡製糸場\n（一）明治新政府と「富国強兵」\n（二）官営富岡製糸場の設立\n第三節　機械製糸業の発達と出稼ぎ型労働者\n（一）一八七〇年代の製糸工場\n（二）大規模な民営製糸工場の発展\n（三）製糸業における出稼ぎ型労働者の出現と普及\n第四節　第一次世界大戦から昭和恐慌にかけての製糸業\n（一）第一次世界大戦と製糸業\n（二）昭和恐慌と製糸業\n第五節　第二次世界大戦下の製糸業——軍需産業への転換の時代\n\n第二部　〈糸ひき歌〉の分析——製糸女工の失われた歌声を求めて\n\n第二章　〈糸ひき歌〉とは何か\n第一節　糸ひき歌という総称\n第二節　糸ひき歌の由来\n第三節　糸ひき歌の成立\n（一）糸ひき歌の作詞\n（二）糸ひき歌の作曲\n第四節　糸ひき歌の歌唱とその機能\n第五節　糸ひき歌の伝達\n第六節　糸ひき歌の主題と言葉遣い\n第三章　糸ひき歌と製糸工場へ働きに行くこと\n第一節　「うちが貧乏で十二の時に売られて来ました」\n第二節　「いい娘」——親に対する義務を果たす女性のイメージ\n第三節　「男は軍人・女は工女」——国のために働く女性のイメージ\n第四節　歌から女工の教化へ\n第四章　糸ひき歌と製糸工場における労働の世界\n第一節　女工と労働——工場の「いやな煙突」\n（一）「ひと色仕事」\n（二）労働時間の長さ\n（三）「旦那さんよりテトロ（検査）がこわい」\n第二節　女工と賃金——「糸は気まかせ気は糸まかせ」\n第三節　　女工と上司\n（一）「怒り役」の現業長・検番\n（二）技師・教婦\n（三）「そろばん枕」のような工場主\n第五章　糸ひき歌と製糸工場における生活世界\n第一節　工場内の生活様式\n（一）「ここの会社の規則を見れば千に一つのむだもない」\n（二）「かごの鳥より寄宿舎住いはなお辛い」\n第二節　工場の食べ物——「ギスじゃあるまいし瓜ばかたべて」\n第三節　女工と工場内における風紀\n（一）「くそ男工」\n（二）「わたしゃ気楽な帳場のめかけ」\n第四節　女工と工場から想う故郷\n（一）「早く年明け二親様に」\n（二）「諏訪のならい」——工場生活が故郷観に及ぼした影響\n第六章　糸ひき歌と製糸女工の自己表象\n第一節　工場内の自己表象\n（一）酷使されるこの世の余り物\n（二）「糸にとられてまる裸」\n第二節　女工と戦前日本の社会の女工観\n（一）弱者イメージへの反駁\n（二）無教育で貧しい「田舎者」イメージへの批判\n\n第三部　製糸女工の聞き取り調査の分析\n\n第七章　ライフ・ヒストリーに即した製糸女工の〈声〉の分析\n第一節　〈ライフ・ヒストリー〉という総称\n第二節　明治後期から昭和初期を生きた七〇名の声\n第三節　語り手を探し出す\n　　コラム　「外国人女子学生」によるインタビュー\n第八章　製糸工場に出るということ\n第一節　就職理由\n（一）「ウチが貧しいもん」\n（二）みんなお嫁に行く前までは製糸工場へ\n（三）一番手っ取り早く就職\n（四）「人並み」になるための「修行」\n（五）実家で苦労していた\n（六）製糸工場についての良いうわさを聞いた\n第二節　女工になることに対する認識\n（一）親を早く楽にさせたいと思って\n（二）「何とも思わずに」行った\n（三）行きたくなかったが、選びようもなかった\n（四）当り前・普通だと思って行った\n第九章　製糸女工と工場労働の世界\n第一節　「私達は働くっきりだった」\n（一）「毎日おんなじ仕事」\n（二）手指の火傷\n（三）「蛹が臭うともう頭が痛くなっちゃって」\n（四）朝から晩までの勤務の苦しさ\n（五）「ちゃーんといい糸取らにゃ駄目だ」\n第二節　工場での歌——歌われなくなっていた「糸ひき歌」\n（一）工場の中で歌われていた歌\n（二）会社の歌\n（三）寄宿舎の中で歌われていた歌\n（四）歌われなかった「糸ひき歌」\n第三節　女工と工場内のヒエラルヒー\n（一）技術を教える「先生」\n（二）「怒るだけ」の検番\n（三）近くて遠い親方\n第四節　女工と報酬・消費生活\n（一）三食腹いっぱい食べられる喜びから「百円工女」へ\n（二）消費生活\n（三）褒美と嫁入り仕度\n第十章　工場生活（寄宿生活）の記憶\n第一節　辛いこと\n（一）工場における望郷の思い\n（二）休日以外の外出についての厳しい規則\n第二節　楽しいこと\n（一）満腹まで食べられたご飯\n（二）「お風呂は毎晩入った」\n（三）友達との共同生活\n（四）自由時間\n（五）工場が提供した娯楽活動\n第十一章　製糸女工と労働争議という抵抗形態\n第一節　製糸女工を組織することの困難\n（一）製糸女工という労働力の性質と工場内での取り扱い\n（二）当局の厳しい取り締まりと圧力\n（三）労働組合における婦人部設立についての論争\n第二節　語り手と労働組合・労働争議\n第十二章　製糸女工の経験についての表象\n第一節　女工の経験と「女工哀史」的な社会観に対する認識\n第二節　「苦労すること」・「辛抱すること」の重要性と意義\n結　論\n\n附　論\n１　女工の募集方法\n２　戦前の機械製糸工程\n３　女工の労働時間\n４　女工の賃金制度\n５　製糸工場内の寄宿舎の設備と衛生\n６　女工の教育\n付　録\n１　糸ひき歌\n２　労働争議に関連する糸ひき歌\n３　聞き取り調査の語り手\n参考資料\n\nあとがき\n引用・参考文献\n索引"}],"SupportingResource":[{"ResourceContentType":"01","ContentAudience":"01","ResourceMode":"03","ResourceVersion":[{"ResourceForm":"02","ResourceVersionFeature":[{"ResourceVersionFeatureType":"01","FeatureValue":"D502"},{"ResourceVersionFeature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