[{"onix":{"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"新自由主義の終焉\n世界経済はどこへ向かうのか\n民主主義の不在がもたらした夕張の破綻\n人は文明のみで生きるにあらず\nわたしのことはわたしが決める\n地方自治から世界共和国へ\nなぜ今民主主義か"}]},"RecordReference":"9784822809843","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784822809843"},"DescriptiveDetail":{"TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"ポスト シン ジユウ シュギ : ミンシュ シュギ ノ チヘイ オ ヒロゲル : サッポロ トケイダイ レッスン","content":"ポスト新自由主義 : 民主主義の地平を広げる : 札幌時計台レッスン 2"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":[],"PersonName":{"content":"山口, 二郎, 1958-","collationkey":"ヤマグチ, ジロウ"}},{"SequenceNumber":"2","ContributorRole":[],"PersonName":{"content":"金子, 勝, 1952-","collationkey":"カネコ, マサル"}},{"SequenceNumber":"3","ContributorRole":[],"PersonName":{"content":"片山, 善博, 1951-","collationkey":"カタヤマ, ヨシヒロ"}},{"SequenceNumber":"4","ContributorRole":[],"PersonName":{"content":"高橋, 伸彰, 1953-","collationkey":"タカハシ, ノブアキ"}}]},"PublishingDetail":{"Imprint":{"ImprintName":"七つ森書館"},"PublishingDate":[{"PublishingDateRole":"11","Date":"200903"}]},"ProductSupply":{"SupplyDetail":{"ProductAvailability":"99","Price":[{"PriceType":"01","CurrencyCode":"JPY","PriceAmount":"1800"}]}}},"hanmoto":{"toji":"並製","maegakinado":"新自由主義の終焉\n\n（山口）　政策的な課題の難しさというのはよく分かりました。日本の場合は、アメリカの縮小コピーみたいな稚拙な装備しかないから、もっと大変ですよね。政策的な新しいパラダイムを作ると言っても、そんなに智恵がある人はいないし、政治的なダイナミズムも貧相で、オバマに匹敵するリーダーとなる人は、残念ながら現れてきていません。\n（金子）　学界やジャーナリズムを見ると分かりますが、日本は討論する民主主義や複数の意見を存続させながら戦わせるという作法自体が崩れています。\n（山口）　民主主義で議論して、複数のアイディアが競い合うおかげで一つの社会なり国家なりが生きのびていくものです。けれども、日本の場合は単一種がはびこって、ほかをすべて排除するという議論の空間ですよね、政治的空間も。\n（金子）　メディアや学者が高いビジョンを持って、もっと活発に議論をすべきだと思います。新聞に載っているのは、官僚の側に立った文言ばかりでしょう。一般の国民は単なるコストとしての扱いをされているだけで、意志決定にも参加できない構図になっています。国民のほんの一部しか意志決定にアクセスすることはできず、大多数が社会の制度決定にコミットできないまま排除されていけば、民主主義社会の基本は崩れてしまいます。これでは健全な社会として生き残れません。こういうことを言うとまた、サヨクって言われるのですけどね（笑）。\n（山口）　いいじゃない、左翼で。何が悪いんだー！  って言える時代ですよ（笑）。\n（金子）　マスコミは広告収入に頼って給料を維持しようという発想を断ち切ったほうがいいと思います。テレビはＣＭを取れなくなると困るから、電通などの広告代理店から脅かされるとすぐに番組の中身を変更したりしてしまいます。でも、そうすると、視聴者はウソ臭いと感じとりますし、テレビがつまらなくなって、ますますテレビ離れは進みます。悪循環ですね。\n　私は、いつでもテレビ出演を打ち切られてもいいと思って言いたいことを言っていますが、そうすると不思議なことに出演依頼が増えるんです。つまり、ヒールがいないと困るから。画面の緊張を保つために、ガス抜きが一人必要なんでしょう。今はバカらしくて、「朝まで生テレビ」などの深まらない討論番組はお断りしてますけど。「ニュースステーション」や「サンデープロジェクト」などは皆、1980年代に生まれた番組です。日本で新自由主義がもてはやされ始めたころで、「官僚たたき」＝「改革」というような構図があった。これらの番組が生み出したのは細川護煕政権や小泉純一郎政権だったわけです。彼らは、新自由主義（ネオリベラリズム）と自由主義（リベラリズム）の区別もついていなかったんだと思います。\n（山口）　言葉というのは、こっちが政権を持っていないと、いいように使われるだけです。\n（金子）　ほんと、そう。「三位一体改革」を最初に提案したのは私たちなんですよ。それが、財務省の財政再建計画にかすめ取られて中身がいいように変えられて、小泉構造改革のスローガンのごとく使われてしまった。年金一元化もそう。今私たち二人のこの空間は、政治学におけるシーラカンスと、経済学におけるシーラカンスの対談状態（笑）、90年代からそういう状態でしょう。\n（山口）　シーラカンスが今、少しメジャーになってきたかな、という感じもしますが（笑）。\n（金子）　でもうっかりしていると、シーラカンスになれずに死んでしまうような（笑）。","kaisetsu105w":"新自由主義が破綻した今、よりよい未来を作るカギは個人、地域、世界レベルでの民主主義。金子勝、上野千鶴子、柄谷行人……が哲学、社会学、経済学、政治学の議論でつなぐ。金子勝・山口二郎「世界金融危機緊急対談」収録。","genrecodetrc":4,"datemodified":"2017-03-07 16:14:50","datecreated":"2010-02-18 00:00:00","dateshuppan":"2009-03"},"summary":{"isbn":"9784822809843","title":"ポスト新自由主義 : 民主主義の地平を広げる : 札幌時計台レッスン 2","volume":"","series":"","publisher":"七つ森書館","pubdate":"200903","cover":"","author":"山口,二郎,1958- 金子,勝,1952- 片山,善博,1951- 高橋,伸彰,1953-"}}]