[{"onix":{"RecordReference":"9784860690519","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784860690519"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B108","Collection":{"CollectionType":"10","TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":[{"TitleElementLevel":"03","TitleText":{"collationkey":"きびこうこらいぶらりぃ","content":"吉備考古ライブラリィ"}}]}},"TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"たたらせいてつ","content":"たたら製鉄"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"みつなが しんいち","content":"光永　真一"},"BiographicalNote":"1955年、岡山県奥津町に生まれる。岡山大学法文学部史学科卒業。1979年から岡山県教育委員会に勤務。現在、岡山県古代吉備文化財センター調査第一課課長補佐。主な論文・調査報告書等に、「鉄生産」（『吉備の考古学』　1987年　福武書店）、「製鉄と鉄鍛冶」（『吉備の考古学的研究』（下）　1992年　山陽新聞社）、『大成山たたら遺跡群』（岡山県埋蔵文化財発掘調査報告144　1999年　岡山県教育委員会）"}],"Language":[{"LanguageRole":"01","LanguageCode":"jpn","CountryCode":"JP"}],"Extent":[{"ExtentType":"11","ExtentValue":"164","ExtentUnit":"03"}],"Subject":[{"MainSubject":"","SubjectSchemeIdentifier":"78","SubjectCode":"0021"}],"Audience":[{"AudienceCodeType":"22","AudienceCodeValue":"00"}]},"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"02","ContentAudience":"04","Text":"岡山県内の製鉄遺跡を手がかりに、たたら製鉄の歴史に迫る！"},{"TextType":"03","ContentAudience":"00","Text":"吉備地域の製鉄遺跡を網羅した、吉備地域における製鉄技術史研究の到達点。鉄生産を担った先人たちは、より良質な鉄をより多く作るために技術の改良を繰り返してきた。製鉄遺跡を手がかりに、たたら製鉄の歴史に迫る！\n"},{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"第一章　たたらとは\n　　一　たたらとは　10\n　　二　たたら吹製鉄法　13\n　　三　踏鞴　15\n　　四　製鉄炉　16\n　　五　床釣り施設　17\n　　六　製鉄遺跡としてのたたら　20\n第二章　製鉄起源の追究\n　第一節　各地域での初例発見まで（一九五〇年代〜一九七〇年代前半）\n　　一　岡山市横井の「カンナ流し跡」　23\n　　二　初めての製鉄遺跡の発掘　福本たたら遺跡　24\n　　三　試行錯誤のトレンチ調査　石生天皇遺跡　26\n　　四　たたら研究会の発足　29\n　　五　備後では筒形炉を発見　常定峯双製鉄遺跡　30\n　　六　中国山地の麓を掘る　高本遺跡ほか　31\n　　七　「ヤツメウナギ」は炭窯か否か　34\n　第二節　活況を呈する美作・備後での調査（一九七〇年代後半〜一九八〇年代前半）\n　　一　山芋掘り転じて発掘へ　キナザコ製鉄遺跡　38\n　　二　鉄穴流し跡を掘る　糘山遺跡群　41\n　　三　ついに前方後円墳時代の製鉄遺跡を発見　大蔵池南製鉄遺跡　46\n　　四　広島大学、中国地方の製鉄遺跡の体系的研究を開始　50\n　　五　「ヤツメウナギ」を壊して造られた製鉄炉　緑山遺跡　52\n　第三節　備中南部は一大製鉄地域（一九八〇年代後半）\n　　一　備後の箱形炉　戸の丸山遺跡　55\n　　二　備中南部の製鉄遺跡　58\n　　三　一大製鉄地域　西団地内遺跡群　62\n　　四　鬼ノ城の麓から最古級の製鉄遺跡　奥坂遺跡群　69\n　第四節　発見から検証へ（一九九〇年代以降）\n　　一　備前でも相次いで新遺跡を発見　82\n　　二　小丸遺跡の年代　87\n　　三　美作のその後　90\n　　四　最近の調査から　95\n第三章　たたら吹製鉄法成立の歩みを辿る\n　　一　初めての床釣り施設発掘調査　宇南寺旦遺跡　104\n　　二　床釣り施設と鉄穴流しの保存　六の原製鉄場跡　105\n　　三　近世たたら床釣り施設を完掘　奥土用製鉄遺跡・神庭谷製鉄遺跡　110\n　　四　大鍛冶場の調査　保光たたら　118\n　　五　大成山たたら遺跡群\n　　　（一）　自主発掘は無届け発掘　122\n　　　（二）　Ｂ区高殿たたら　124\n　　　（三）　Ｄ区大鍛冶炉群　129\n　　　（四）　Ｄ区の製鉄炉　131\n　　　（五）　近世たたら床釣り施設の成立過程に迫る　133\n　　六　最近の調査から　138\n第四章　吉備におけるたたら研究の現状と課題\n　　一　弥生時代に製鉄は行われたのか　140\n　　二　鉄生産に関する新技術の導入　143\n　　三　鉄鉱石と砂鉄　144\n　　四　箱形炉と筒形炉　146\n　　五　中世の製鉄　148\n　　六　たたら吹製鉄法の成立　149\n　　七　たたらの終焉　152\n吉備地域製鉄関連遺跡分布図　160"}],"SupportingResource":[{"ResourceContentType":"01","ContentAudience":"01","ResourceMode":"03","ResourceVersion":[{"ResourceForm":"02","ResourceVersionFeature":[{"ResourceVersionFeatureType":"01","FeatureValue":"D502"},{"ResourceVersionFeatureType":"04","FeatureValue":"9784860690519.jpg"}],"ResourceLink":"https:\/\/cover.openbd.jp\/9784860690519.jpg"}]}]},"PublishingDetail":{"Imprint":{"ImprintIdentifier":[{"ImprintIDType":"19","IDValue":"86069"}],"ImprintName":"吉備人出版"},"Publisher":{"PublishingRole":"01","PublisherIdentifier":[{"PublisherIDType":"19","IDValue":"86069"}],"PublisherName":"吉備人出版"},"PublishingStatus":"08","PublishingDate":[{"PublishingDateRole":"01","Date":"20031128"}]},"ProductSupply":{"MarketPublishingDetail":{"PublisherRepresentative":[{"AgentRole":"08","AgentIdentifier":[{"AgentIDType":"01","IDTypeName":"取引コード","IDValue":"4699"}],"AgentName":"地方・小出版流通センター"}],"MarketPublishingStatus":"00","MarketPublishingStatusNote":"1;"},"SupplyDetail":{"ProductAvailability":"99","Price":[{"PriceType":"03","PriceAmount":"1600","CurrencyCode":"JPY"}]}}},"hanmoto":{"toji":"並製","zaiko":33,"maegakinado":"　中国山地に分け入り、人里を離れた谷間を歩いていると、足下に黒く鈍く光るものを見つけることがある。自然の石とは思えず、アスファルトのかけらのようにも見えるがもっと硬く、表面にぷつぷつと穴が空いていたりする。ところによって呼び名は違うが、「カナクロ」とか「カナクソ」と呼ばれるこの奇妙な物こそ、昔の人が鉄を採った後に残された滓、すなわち鉄滓である。\n　足下の鉄滓が、ごろごろとたくさんあったなら、少し観察してみよう。濃いこげ茶色をして、割れ口にところどころ穴が空いていて、溶岩が流れたような皺が見える。手に取ると、ずっしり重い。これは、炉から流し出された、鉄分の少ない鉄滓である。表面に橙色の粉を吹いたように錆が浮き、木炭のかけらがこびり付いたような跡が見えれば、最後に炉の中に残ったものだ。そして、割れ口が黒いガラスのように光って、その中に白い粒々が見え、片側に焼けた粘土が残っていたら、それはまさしく、鉄を採った炉の壁の一部である。\n　さて、足下の鉄滓から、これだけの状況証拠が揃ったら、直ぐ近くに「たたら」の跡があることは、もう間違いない。ここが、製鉄遺跡である。しかし、その「たたら」の跡を掘り出すのはとても難しい。\n　本書では、吉備地域における、製鉄遺跡の発見と調査の歩みを辿っていく。一つの新たな製鉄遺跡の発見は、一つの考えを生み、次なる発見がこれを実証することもあれば、また新たな考えを求めることもある。吉備の地で鉄生産を担った先人たちは、より良質の鉄を得るために、あるいはより多くの鉄を作るために、様々な工夫をこらし、技術の改良を繰り返してきた。私たちは、先学とともに、製鉄遺跡に残されたいろいろな手がかりによって、製鉄の実態に迫ろうとしている。第二章及び第三章において、その道程をご覧いただきたい。\n　第四章では、そうした先学諸氏の研究成果に、筆者の思うところを加えて、現段階でのまとめとしている。しかし、近世たたらに結実する箱形炉の系統樹は、まだまだ一本のしっかりとした幹になっておらず、絡まった枝葉の部分も、どのように収まりがつくのか、不明な点が多い。これに新たな知見を与える製鉄遺跡は、未だ鉄滓の下に眠っているはずである。\n　本書をお読みいただいて、道ばたに転がる鉄滓から、炉上に高く吹き上がる炎を感じていただければ、幸いである。","kaisetsu105w":"岡山県内の製鉄遺跡を手がかりに、たたら製鉄の歴史に迫る！","author":[{"listseq":1,"dokujikubun":"著"}],"datemodified":"2010-08-24 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