[{"onix":{"RecordReference":"9784891152765","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784891152765"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B119","Measure":[{"MeasureType":"01","Measurement":"188","MeasureUnitCode":"mm"},{"MeasureType":"02","Measurement":"130","MeasureUnitCode":"mm"},{"MeasureType":"03","Measurement":"19","MeasureUnitCode":"mm"},{"MeasureType":"08","Measurement":"388","MeasureUnitCode":"gr"}],"TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"ダイギャクザイ","content":"大逆罪"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"キタムラ イワオ","content":"北村　巌"},"BiographicalNote":"本名・田澤義公。1949年、北海道上磯町（現・北斗市）に生まれる。1973年、北海道職員となり公立学校に勤務。北海道立文学館や函館市文学館の勤務を経て、現在は北海道文教大学講師、北海学園大学講師、北海道労働文化協会講師などをしている。\n1992年「小林勝論」で北海道新聞文学賞（佳作）、1994年「島木健作論」で北海道新聞文学賞受賞。日本近代文学会員、日本社会文学会評議員、初期社会主義研究会員、植民地文化学会員。\n単著に『島木健作論』（近代文芸社・1994年）、『有島武郎論』（柏艪舎・2007年）、『金子喜一とその時代』（柏艪舎・2007年）、共著に『日本アナキズム人物事典』（ぱる出版、2004年）、『〈在日〉文学全集』12巻解説（勉誠出版・2006年）、『佐藤泰志追想集』（追想する会・平成11年）、『函館文学散歩』（はこだてルネッサンスの会・平成19年）、『函館「不良文学」は元町育ち』（函館市文学館・平成17年）などがある。"}],"Language":[{"LanguageRole":"01","LanguageCode":"jpn","CountryCode":"JP"}],"Extent":[{"ExtentType":"11","ExtentValue":"386","ExtentUnit":"03"}],"Subject":[{"MainSubject":"","SubjectSchemeIdentifier":"78","SubjectCode":"0021"},{"SubjectSchemeIdentifier":"79","SubjectCode":"14"}],"Audience":[{"AudienceCodeType":"22","AudienceCodeValue":"00"}]},"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"はじめに\n\nⅠ「朴烈・文子事件」の検証\n―君達コソ本当ニ悔ユルコトヲ知リ給ヘ―\n\n第一章　関東大震災と朝鮮人虐殺\n第二章　口実の企て、そのプロローグ\n第三章　弾圧のはじまり\n第四章　事件捏造への序章\n第五章　国家的犯罪の核心へ\n第六章　大審院特別法廷\n第七章　金子文子の死と朴烈のその後\n第八章　「二つの事件」の検証\nおわりに\n参考補足　「黄信徳と朴順天（本名・朴命運）のこと」\n注記　「朴烈・文子事件」主要調書一覧／主な参考文献／おことわり\n\nⅡ「大逆事件」の検証\n―菊に申し聞かす。監獄で死ぬことになつた。その訳は大きくなつたら知れる―\n\n第一章　石川啄木と大逆事件\n第二章　平民社の闘いと大逆事件\n第三章　杜撰な「判決書」\n第四章　大逆事件を巡る人々\n第五章　暗躍する闇の集団\n第六章　百年の歳月を経て\n資料　別記資料①／別記資料②／主な参考文献／おことわり\n\nあとがき"}],"SupportingResource":[{"ResourceContentType":"01","ContentAudience":"01","ResourceMode":"03","ResourceVersion":[{"ResourceForm":"02","ResourceVersionFeature":[{"ResourceVersionFeatureType":"01","FeatureValue":"D502"},{"ResourceVersionFeatureType":"04","FeatureValue":"9784891152765.jpg"}],"ResourceLink":"https:\/\/cover.openbd.jp\/9784891152765.jpg"}]}]},"PublishingDetail":{"Imprint":{"ImprintIdentifier":[{"ImprintIDType":"24","IDValue":"5674"},{"ImprintIDType":"19","IDValue":"89115"}],"ImprintName":"中西出版"},"Publisher":{"PublishingRole":"01","PublisherIdentifier":[{"PublisherIDType":"24","IDValue":"5674"},{"PublisherIDType":"19","IDValue":"89115"}],"PublisherName":"中西出版"},"PublishingDate":[{"PublishingDateRole":"01","Date":"20130323"},{"PublishingDateRole":"25","Date":"20130309"},{"PublishingDateRole":"09","Date":"20130321"}]},"ProductSupply":{"MarketPublishingDetail":{"MarketPublishingStatus":"00","MarketPublishingStatusNote":"1;"},"SupplyDetail":{"ProductAvailability":"99","Price":[{"PriceType":"03","PriceAmount":"2400","CurrencyCode":"JPY"}]}}},"hanmoto":{"toji":"並製","zaiko":11,"maegakinado":"はじめに\n\n　幸徳秋水が「大逆事件」にて処刑されたのが、明治四四年一月二四日午前八時六分のこと。ちょうど百年にあたる平成二三年一月二四日に幸徳の故郷高知県四万十市（当時・中村町）では全国から遺族や研究者、そして多数の市民など三百人ほど参集し盛大な墓前祭が開催された。北海道からの参加者は筆者一人であったが、百年を経てこの事件がいまだ人々に積年の哀惜とともにその痕跡を強く残していることを感じた集いであった。\n　この「大逆事件」については多くの研究者の資料発掘など長年の努力により、この事件が明治政府による謀略であり、刑法第七三条による国家的犯罪である実態が概ね解明されたと言える。とはいえ、いまだ明らかとなっていない部分もあることは否定できない。たとえば、それはこの事件の公判がそもそも未公開であり、その過程を記録した肝心の「公判始末書」がいまだ公表されていないことなどによる。\n　この「公判始末書」の保管責任はそもそも最高裁が有するものであるが、その所在さえ明らかとなっていない。百年を過ぎてなおこの事件の核心部分が封印されたままになっていることは、その責任問題も含めて不可解と言わざるをえない。今日（こんにち）まで多くの研究者があらゆる手立てでその資料「公判始末書」の行方を調査しているが、既に敗戦の最中に意図的に焼却されてしまったのではないかと悲観的な観測もしさざるをえないのが現状である。もし、焼却処分などされているとしたら、この「大逆事件」の謀略性から推察しても、権力者たちの延命・保身のために真実が闇に葬られたことになる。許さざりしことである。\n　このような権力者たちの隠蔽工作の悪しき体質は事件から一世紀を経た今日においても、あまり変わっていないように思える。たとえば、話が突然現代に飛躍するが、東京永田町にうごめく高級官僚たちのその〈村社会〉的な構造（財務、司法、文部、防衛、農政、国土、厚生、経産、警察などの各行政組織とその天下りの腐敗した利益供応・癒着）や、また今回の東京電力の福島第一原発事故にて端的に露呈した民間エリートたちの情報操作・隠蔽体質、さらにはさまざまな組織に陣取る技術官僚たちの組織（いわゆる原子力村といわれる閉鎖された社会）などなど、そこに棲みつく醜いばかりの彼らの姿態を見ていると百年前の悪しき構造と体質が根本的には何ら変わっていないように思えてならない。\n\n　百年前の「大逆事件」や約九〇年前の「朴烈・文子事件」に筆者がどうしてもこだわる理由は、もちろん歴史の闇に封殺された未解明な部分への探求心もあるのだが、基本的には日本というこの国が行政の〈村社会〉（文部科学省でいえば、上部は高級中央官僚から、末端は県・道教委の出先機関の教育局のミニミニ官僚まで）により、隅々まで腐敗していて何ら自己浄化し得ずに伝承されているからに他ならない。\n　一世紀前に、時の国家権力者たちの謀略により計画的に行われた国家的犯罪を問いつづけることは、その悪しき構造と体質が敗戦後も根本的に変わらずに引き継がれていて、きわめて現代に通底する問題でもあると考えるからである。","genrecodetrc":3,"kankoukeitai":"BCD","author":[{"listseq":1,"dokujikubun":"著"}],"datemodified":"2013-03-23 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