[{"onix":{"RecordReference":"9784901734813","NotificationType":"03","ProductIdentifier":{"ProductIDType":"15","IDValue":"9784901734813"},"DescriptiveDetail":{"ProductComposition":"00","ProductForm":"BA","ProductFormDetail":"B108","TitleDetail":{"TitleType":"01","TitleElement":{"TitleElementLevel":"01","TitleText":{"collationkey":"イギリス・ロマンハトエイコクリョコウブンカ","content":"イギリス・ロマン派と英国旅行文化"}}},"Contributor":[{"SequenceNumber":"1","ContributorRole":["A01"],"PersonName":{"collationkey":"アンドウ キヨシ","content":"安藤 潔"},"BiographicalNote":"１９５１年岐阜県大垣市生まれ\n南山大学文学部、同大学院文学研究科英文学専攻修了\n純心女子短期大学講師、市邨学園短期大学教授を経て１９９０～９１年ロンドン大学クイーン・メアリ・アンド・ウェストフィールド・コレッジ(ハムステッド)、およびカリフォルニア大学バークリ校客員研究員、２００２年博士(文学、乙種)取得、２００６年より関東学院大学文学部(現国際文化学部)、同大学院文学研究科教授、２０２２年退職。　\n主著\n『イギリス・ロマン派とフランス革命――ブレイク、ワーズワス、コールリッジと一七九〇年代の革命論争』(桐原書店、２００３年)\n『スコットランド、一八〇三年――ワーズワス兄妹とコールリッジの旅』(春風社、２０１７年)"}],"Language":[{"LanguageRole":"01","LanguageCode":"jpn","CountryCode":"JP"}],"Extent":[{"ExtentType":"11","ExtentValue":"332","ExtentUnit":"03"}],"Subject":[{"MainSubject":"","SubjectSchemeIdentifier":"78","SubjectCode":"3098"}],"Audience":[{"AudienceCodeType":"22","AudienceCodeValue":"00"}]},"CollateralDetail":{"TextContent":[{"TextType":"03","ContentAudience":"00","Text":"イギリス・ロマン派詩人たちはウィリアム・ブレイクを除きほとんどが頻繁に旅をしているが、それは英国で18世紀以来発展してきた旅行文化の中で、旅に詩的インスピレーションを求めた行動といえる。本書ではまず英国の旅行文化とその研究について考え、この文化的な流れの中でワーズワス、コールリッジ、キーツら詩人たちの実際の旅のいくつかを取り上げて、その実情を検分している。\n　まず英国の観光地としてスコットランドと一、二を争う湖水地方に関し、18世紀以来の旅行文化の発展の中で書かれた旅行記やガイドブックを概観した後、19世紀初頭に入って詩人ワーズワスが書いた「湖水地方案内」を詳細に検討している。次いで湖水地方を離れ、ワーズワスにも影響を与えた18世紀の「ピクチャレスク・ビューティー」論の提唱者、ウィリアム・ギルピンが書いた南ウェールズの実践的旅行記、『ワイ川、および南ウェールズ観察紀行』の内のワイ川下りの部分を取り上げて検分、紹介している。\n　次いでワーズワスとコールリッジが湖水地方に落ち着く前にブリストルで出会い、サマーセットはじめウェスト・カントリーに滞在した時期を評伝的に取り上げ、文化史的な分水嶺となった『リリカル・バラッズ』出版と創作の経緯、そしてその創作場所に関して詳細に検分している。この数年間の最後はワーズワスの妹を含めた三人の、18世紀大詰めのドイツ旅行につながり、フランス革命期末期、ナポレオン戦争下での英国人のヨーロッパ大陸旅行の様子を彼らの旅から探っている。その中で西暦2000年前後に英米の英文学界で論争のあった「ワーズワス＝スパイ説」の顛末も取り上げている。\n　最終の第8章ではイギリス・ロマン派の若年世代の中でも最も若いジョン・キーツが夭折の3年前に経験した1818年のスコットランド旅行に関して、主に彼の書簡集をもとにして旅行記を組み立てている。これは著者が5年前に出版した『スコットランド、一八〇三年』（春風社、2017年）の、コールリッジのスコットランド一人旅を扱った第2章と同じように、文人自身が書いていない紀行文を当該文人の視点で、現代の観点も織り込んで構成する新たな試みである。\n　以上の研究に関連して、著者は英国の関連現地を自ら自動車を運転して巡り、実地検分をし、」写真を撮影している。これらの成果が著者の手作りの地図とともに添付されている。\n　本書はイギリス・ロマン派文学研究を英国旅行文化と結びつける新たな試みと言えよう。"},{"TextType":"04","ContentAudience":"00","Text":"はしがき\n目次\n序章　英国旅行文化論の試み \nⅠ　「旅」を学問的に研究すること\nⅡ　英国旅行文化とは何か\nⅢ　トラヴェル・ライティング研究へ\nⅣ　18世紀のトラヴェル・ライティング\nⅤ　19世紀以降のトラヴェル・ライティング\nⅥ　21世紀の英国旅行文化論の方法\n\n第1章　英国湖水地方の旅行文化\nワーズワスに至る18世紀の旅行記・ガイドブック\nＩ　英国湖水地方と文人たち\nⅡ　18世紀の湖水地方旅行記（１）ブラウン、ハチンスン、ギルピン\nⅢ　18世紀の湖水地方旅行記（２）ウェスト、バドワース、ハウスマン\n\n第2章　ワーズワスの「湖水地方案内」\nＩ　「湖水地方案内」初版著述前後のワーズワスの事情\nⅡ　ワーズワスの「湖水地方案内」の5つのヴァージョン\nⅢ　ワーズワスの湖水地方案内初版\nⅣ　湖水地方の山々の美\nＶ　湖水地方の谷と湖、小川と森\nⅥ　湖水地方の住民\nⅦ　湖水地方のコテージ、道、橋\nⅧ　湖水地方の教会、庭園、邸宅\nⅨ　湖水地方の共和国\n\n第3章　エコロジストとしてのワーズワス：「湖水地方案内」後半\nⅠ　湖水地方の様相の変化とその改善の提言\n（１）19世紀初頭の新しい定住者たち－湖水地方の美観変質\n（２）建物の外観\n（３）建物の色彩\n（４）植林－外来種のカラマツ、モミに対し、在来種のカシ、トネリコ等の落葉樹\n（５）更なる変化：農業者の変質\nⅡ　湖水地方訪問案内：訪問すべき時期\n（１）6月～8月\n（２）9月～10月\n（３）5月半ば～6月半ばの推奨\nⅢ　湖水地方への旅程\n（１） 1810年初版から1835年版への改訂理由\n（２） コニストン\n（３） ウィンダミア\n（４） アンブルサイドとその周辺\n（５） グレイト・ラングデイルの谷への逍遥\n（６） サールミア、ケジック、バセンスウェイト\n（７） バターミア\n（８） エナーデイルとワズデイル\n（９） アルズウォーター\n\n第4章　18世紀のワイ川下り\nギルピン著『ワイ川、及び南ウェールズ観察紀行』\nⅠ　ウィリアム・ギルピンとはいかなる人物か\nⅡ　『ワイ川、及び南ウェールズ観察紀行』出版の概要\nⅢ　『ワイ川、及び南ウェールズ観察紀行』－全体の構成\nⅣ　旅の始まりからロス（Ross）を経てモンマス（Monmouth）へ\n（１）セクション１　――旅の一般的目的、ほか\n（２）セクション２　：ワイ川―その美の源―そして全体的装飾\n（３）セクション３　―風景に影響を与える天気についての言及\n―ロスからワイ川の最初の部分、ほか―コレクルからモンマスへ\nⅥ　モンマスからチェプストウへ\n（１） セクション４　セイント・ブラヴァルズ―牧草地がいかに風景に影響を与えるか\n（２）ティンタン・アビ遺跡\n（３）セクション５　　パースフィールド\n\n第5章　ワーズワスとコールリッジの邂逅－\nウェスト・カントリー、1795～97年\nⅠ　ワーズワスとコールリッジの初の出会い\nⅡ　ワーズワスと初めて出会った頃のコールリッジ\nⅢ　ワーズワス：ブリストルからレイスダウンへ（1795年9月～1797年3月）\nⅣ　ワーズワスのネザー・ストウィ訪問（1797年3月末頃）と、\nコールリッジのレイスダウン訪問（1797年6月初旬）\n\n第6章　『リリカル・バラッズ』への道　サマーセットのワーズワスとコールリッジ（1797～1798年）\nⅠ　ネザー・ストウィ、コールリッジ・コテージとオールフォックスデン・ハウス \n(1797年6月末～7月)\nⅡ　セルウォールのコールリッジ訪問とスパイ・ノーズィ騒ぎ\n(1797年7月半ば～8月)\nⅢ　コールリッジのカルボン・コウム（Culbone Combe）漂泊、そして「クブラ・\nカーン」、「老水夫行」とその後（1797年10月～1798年3月）\nⅣ　ドイツ行きの計画と『リリカル・バラッズ』の進展　(1798年3月～8月)\nⅤ　ドイツへの旅立ちと『リリカル・バラッズ』の出版(1798年8月～9月)\n\n第7章　　ワーズワス兄妹とコールリッジのドイツ旅行: 1798～99年－\n　　　　　　　　　　　　ワーズワス＝スパイ説の構築と崩壊\nⅠ　ドイツへの旅立ち\nⅡ　ハンブルク逗留\nⅢ　ラッツェブルクとゴスラー\nⅣ　アッパー・サクソニーの旅:ワーズワス＝スパイ説の構築と崩壊\n（１） ケネス・ジョンストンによるワーズワス＝スパイ説の構築\n（２） スティーヴン・ギル（Stephen Gill）による『隠されたワーズワス』評\n（３） その他の『隠されたワーズワス』評とジョンストンのワーズワススパイ説再確認\n（４） マイケル・デュアリー（Michael Durey）によるワーズワス\n＝スパイ説の打破\n（５）ジョンストンのデュアリーへの返答\nⅤ　ゲッティンゲンのコールリッジ\nⅥ　コールリッジのゲッティンゲン退去、そして帰国\n\n第8章　スコットランド、1818年　　ジョン・キーツの英国北部の旅\nＩ　ロンドンを発ち、リヴァプールから湖水地方に\nⅡ　ダンフリーズ・アンド・ギャロウェイ\nⅢ　アイルランド、ベルファスト～アロウェイ\nⅣ　グラスゴウからロッホ・ローモンド、インヴェラレイ、ロッホ・オーへ　\nⅤ　島嶼部訪問；オーバンからマル島、アイオナ島、スタッファ島\nⅥ　フォート・ウィリアム、ベン・ネヴィス登攀からインヴァネスへ\nⅦ　ロンドンへ帰還\nあとがき"},{"TextType":"23","ContentAudience":"00","Text":"安藤 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